先日お伝えしましたが、大阪メトロは森之宮検車場内に整備する新駅計画を発表しています。
その資料 1) の中において、万博の輸送形態についてもさらっと触れられています。
これによると、2025年の大阪・関西万博時には中央線を2分30秒間隔で運行する計画であるようです。
大阪・関西万博開催時、会場となる夢洲へのメインアクセス線として、夢洲まで運行する
⚫ 多くのお客さまを会場へお運びするため、中央線の最小運行間隔を3分45秒から2分30秒に短縮し、輸送力増強を行う
⚫ そのため、夢洲延伸で3列車、輸送力増強で10列車、計13列車を増備する
⚫ 既存の保守施設を移設・撤去し、森之宮検車場内に13列車分の留置線を整備する
(現在、工事中)出典:Osaka Metro 1)
13列車を増便
現行の中央線は朝ラッシュ時に最短3分45秒間隔で運行されていますが、御堂筋線と同程度の2分30秒間隔に短縮。
この頻発運転を実現するため、中央線では13列車(夢洲延伸分3列車、輸送力増強用10列車)を増備するのですが、増加13列車分の留置線を森之宮検車場内へ臨時に増設します。
現在の中央線は20列車体制なので、増備後は合計33列車体制となります。
万博終了後はこの留置線を撤去し、以前ご紹介した新駅へと転換する計画です。
2分半間隔で運行する区間はまだ発表がありませんが、需要や大阪メトロ車の運用担当区間を鑑みるに、夢洲~森ノ宮かもしくは夢洲~長田までの区間運転となりそうですね。
関連リンク
参考文献
- Osaka Metro「森之宮新駅構想について」