2022年11月よりスタートしている大阪港駅のリニューアル工事。
今年に入って工事が大幅に進み、当サイトでも3月にお伝えしたばかりですが、あれから僅か2ヶ月で驚くほどの工事の進展を見せています!
前回は夜の撮影でしたが、今回は膜屋根を活かせる昼間に見てきました。
外光を採り入れて明るく
駅全景。大阪港駅ではデザインコンセプトを「海」とし、大海原を泳ぐ大型の海洋生物をイメージとして駅リニューアル工事が図られています。
いわばクジラで、我々はその中にいる生き物といった感じでしょうか…笑
これまであった鉄骨を活かしつつ、端部はアール処理がなされて優雅なイメージに。
また膜屋根となったことで駅構内に優しい光が入り、非常に明るくなりました。
駅端部。改装工事は朝潮橋方から進められていて、こちらは既に完成していました。
撮影:新御堂筋様
リニューアル前はこんな感じ。屋根は一部で透過処理されていたものの、全体的に暗い印象でした。
駅真ん中には、海洋生物の骨格となる骨のようなデザインの支柱部分が出来てきています。
拡大。これまでの大阪港駅にはなかった新しい要素です。
骨の部分の合間にスポットライトを配備。夜間でも明るく照らしてくれそうです。
進捗は50%ぐらい
工事の進捗率は50%程度といったところ。ちょうど新・工事中・旧の壁面が並んでいます。そういえば、昔の大阪港駅の壁面は青色でしたね…
天井工事は残り1-2両分のところまで来ています。足場ももうすぐ取れそう
一方、コスモスクエア側(大阪港駅西側)の駅端には、夕焼けの景色や電車が見える展望デッキが設置される予定となっていますが、こちらはまだ全然進んでいませんでした。
最後の仕上げ時に竣工…となりそうですね。
最新電車がよく映える
今現在中央線で最も新しい駅となっている大阪港駅は、世代交代を終えた中央線の最新型車両とよくマッチしています。
特に2023年登場の400系がやってくると、大阪港駅は一気に近未来感が増した駅に変貌します。
2022年登場の30000A系ともいい感じ。従来の規則に囚われない水玉模様のカラーリングとよく合いますね。
ただ現状はまだ工事中なので、仮設置の柱なども入って撮影には少し難儀します。アングルによってはかなりの広角が必要ですね…。
これらが取れると、より映える駅となりそうです。
駅名標は?
ところで、GW前後に訪れた際にはこのように駅名標が複数箇所へ設置されていたのですが…
5月中旬に訪れた際には綺麗さっぱり取り外されていました。
壁面部には外部からの目隠し?を設置していますが、この関係で一時的に取り外されているのでしょうか…
新旧駅名標の対比撮っておこうと思って撮影していたのですが、もう少し見る機会がありそうですね。
完成までもう少し
大阪港駅のリニューアル工事は、今年度中に完成予定となっています。
完成間際にはホームドア設置工事も同時に行われると思われますので、それまでに400系との色々な写真を作っておきたいところです・