大阪港トランスポートシステムは、2025年大阪・関西万博で最寄り駅となる夢洲駅(仮称)のデザインを発表しました。
2021年10月から「夢洲駅デザイン検討委員会」を設置して3回の委員会を開催し、デザインについて検討が行われてきました。
コンセプト
デザインコンセプトは「移世界劇場」。
・動きで魅せるいのちの多様性
・日本の技術と文化を紡ぐ未来
・新しい移動のカタチ 挑戦する夢洲
の3つを主軸に掲げました。
ホーム
まずはホームの様子から。全長160mの駅はシックな黒色塗装ベースとなりました。
壁面や天井はもちろん、ホームドアまで黒になっています。イメージ図を見るに駅名標も黒地でしょうか…?
黒の壁面にアクセントとして中央線のカラーである緑色が配色されます。
天井はなんと運行ダイヤ図をイメージした絵柄で、それを折り紙天井として表現するそうです。
コンコース階
ホーム階と同様に、コンコース階も「折り紙天井」や「門形照明」など同じコンセプトが用いられています。
壁面は60mx3mの大型サイネージパネルとなるようで、様々な映像がここに映し出されます。
デジタルサイネージなコンコースを歩いていくと見える改札前広場は、折り紙天井を半円形状に繋いで広がりを表現。
改札上部にはサイネージと思わしき可変サインを表示し、遠くからでも視認できるゲートのようなものになるようです。
資料によると左下のようなサインや案内が想定されているようですね。
また、男女トイレの他に今どきならではの「オールジェンダートイレ」も設置されるとのことです。
関連リンク
参考文献
- 大阪港トランスポートシステム「北港テクノポート線(仮称)夢洲駅の基本デザインを決定」2022年4月27日
- 大阪港トランスポートシステム「北港テクノポート線(仮称)夢洲駅 基本デザイン」2022年4月