【大阪メトロ】新車「400系」がわかるまとめを作りました

【大阪メトロ】新車「400系」がわかるまとめを作りました

2025年の大阪万博開催にあわせて準備が進められている、大阪メトロ期待の新車「400系」がいよいよ姿を見え始めました!!

今出ている情報から読み取れる、現在わかっている情報をまとめてみました!

 

わかっていること

形式名と投入本数は?

形式名は「400系」です12年ぶりの新系列となります。

長年「仮称:40000系」とされてきましたが、民営化後第一号ということで心機一転を図ることを目的としたのか、従来の命名法則とは一線を画したものになりました。

車号は406-01 – 409-01という名前になっています。

 

投入される本数は全部で23編成としており、現在の中央線で活躍する20系・24系を全て置き換える見込みとなっています。

 

いつからデビュー?

大阪メトロ400系は、2023年中にデビュー予定です。

 

・新車の名前は「400系」
・これまでの仮称は「40000系」だった
・投入される本数は23本。これまでの中央線車両を全て置き換え、中央線は400系に統一
・デビュー時期は2023年中

 

 

これまでのデザイン変遷

出典:Osaka Metro 1)

四隅に配置したヘッドライトなど、グッと目を引く鉄道車両らしくないこのデザインは、宇宙船をイメージしたものです。

このデザインを担当したのは、Osaka Metroの総合的なデザイン担当である奥山清行さん。

これまでもJR東日本の新幹線E6系・W7系などのデザインはもとより、隣の神戸市地下鉄6000形車両のデザインも担当した経験があります。

 

あまりの奇抜さにTwitterでは困惑する声が続出。「オニゴーリみたい」「バトルドォォム」などと呼ばれる一方で、デザイン系のお仕事をされている方からの評価は高めでした。

一方、前面がガラス張りのデザインは前面展望が良く(=運転席視界の見切りが良い)、貫通扉も用意するなどデザインだけでなく実用性もバッチリです。

 

出典:Osaka Metro『地下空間の大規模改革及び 夢洲開発への参画について』

ちなみに、これまで発表されていたデザインコンセプトは「未来都市」でした。

 

・デザインは「宇宙船のような顔立ち」
・日本車両では例が少ない八角形の正面デザイン
・ヘッドライトは四隅に配置
・非常貫通扉は右側に設置

・ホームドア導入を前提とした側面カラーリング
・色は中央線のグリーンを主体に、4扉目が車椅子スペースを表した青色に
・窓が天地方向に小さくなる(座席の関係か)
・反対にドア窓は大きく広がる
・これら設計は奥山清行氏のデザイン

 

 

 

車内の様子や設備は?

 

出典:Osaka Metro 1)

400系では、なんと横2列のクロスシート車両を、6両編成にうち1車両(4号車)において設置します。

大阪メトロの地下鉄車両としては、初となる試みです。

 編成名 基本編成
←夢洲  長田・学研奈良登美ヶ丘→
400-01
6号車
406-01
ロングシート

5号車
401-01
ロングシート

 

4号車
408-01
クロスシート

 

3号車
403-01
ロングシート

2号車
402-01
ロングシート

 

1号車
409-01
ロングシート

 

出典:デイリー新潮 2)

新交通システム(AGT)路線では、ニュートラム200系にて採用例があります。

 

また、大阪市営地下鉄時代からのある種(?)伝統だった車内吊り広告を全て廃止にして、非常にすっきりとした車内へと生まれ変わります。歴史的な転換点ですね!

併せて、スマートフォンなどを充電するためのUSBポートを設置するのも、嬉しいポイントです。

 

 

出典:Osaka Metro 1)

車内のLCDディスプレイは、御堂筋線30000系と同じくデュアルディスプレイを採用

全ての扉上に取り付けられ、大阪メトロ最大となる21.5インチモニタとなります。

 

従来車両に引き続き、防犯カメラ・空気清浄機・車内Wi-Fiも設置されます。

 

【400系から採用されるもの】
・クロスシート車両(6両編成のうち1車両だけ設置)
・吊り広告を全て廃止
・Osaka Metro最大の21.5インチモニタx2
・先頭車両にスマートフォンなどを充電出来るようなUSBカウンター
・荷物棚の高さを10cm下げる

【既存車両に引き続くもの】
・空気清浄機を全車へ設置
・車内Wi-fiを全車両に設置
・防犯カメラを全車両に設置
・車内はLED照明

 

 

製造メーカー・価格は?

製造は山口県にある日立製作所において行われます。日立製作所が大阪メトロ(大阪市営地下鉄時代含む)の車両を製造するのは、四つ橋線23系22編成以来、約26年ぶりとなります。

同社ではアルミ製の「A-train」を得意とすることから、400系もアルミ製である可能性が高いです。

価格は合計で約300億円とのことです。

 

主要諸元表

←コスモスクエア(6号車) 長田(1号車)→
 形 式 406-00 401-00 408-00 403-00 402-00 409-00
Tc M T M M Tc
 車体構造 アルミ
 自 重
 定 員
 車体長 先頭車18,900mm、中間車18,700mm
 車体幅 先頭車2,890mm、中間車2,880mm
 車高 3,745mm
 制御方式 VVVFインバータ制御装置
主電動機(3M3T)
遠心分離式フィルタレス三相かご形誘導電動機
定格出力140kw(4台/両)
 歯車比 6.19≒99:16
運転台
最高速度 95km/h
加速度 3.0km/h/s
 減速度 3.5km/h/s(常用最大)  4.5km/h/s(非常時)
 集電方式/電圧 第三軌条集電/直流750V
 集電装置 第3軌条上面接触式 TC-21
 (設置台車)
 所属

 

 

400系のこれまで

2018.7
新型車両投入をリリース
中期経営計画において、新型車両の投入予定を示唆する
2018.8
形式名が「40000系(仮)」と告知される
大阪メトロの公式サイトで発表
2018.12
投入車両数が発表される
この時点では「30車両」の投入とだけ発表。
2021.6.19
正式な形式名「400系」が発表される
入札仕様書から「400系」に変更されたことが確定。
2021.12.9 10時
400系の詳しい情報が解禁
従来の概念とは大きく異なった、まさに未来の電車。
2021.12.9 18時
製造メーカー公表
朝日新聞の取材により、日立製作所が製造することが明らかになる
2022.1.13
編成表が判明
デイリー新潮にて編成表が公開される
2023年春
運行開始予定
2025年の万博までに23編成が出揃う計画。

 

 

関連リンク

 

参考文献

1)  Osaka Metro「新型車両400系と新造車両30000A系を中央線に導入します

2)デイリー新潮「独特なルックスに注目集まる「Osaka Metro」新型車両 見た目だけじゃない新しさ」、岸田法眼、2022年1月13日

京都新聞「万博アクセスへ新車両導入 大阪メトロ、自動運転も実験

 

 



今週の鉄道イベント情報(Tetsudo.comより)


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