いよいよ、いよいよ始まりました。
現在導入が進められている中央線400系ですが、2022年12月14日(12月13日営業終了後)から夜間試運転を開始した模様です。
おそらくは誘導障害試験と思われ、四つ橋線内へ初めて入っていきました。
誘導障害とは
ざっくりいうと、電車から発せられる高周波のノイズが信号に影響を与える障害のこと。
このノイズのせいで万が一赤信号なのに青信号が出たりしても、営業運転には影響を与えないよう、お客さんがいなくなった夜間に試運転を行います。
赤く輝く400系
試運転の表示。
従来の表示をかなり小さくしていてだいぶきつきつな印象です。400系では初めて見たかもしれません…
闇夜の23系を、強烈なテールライトを照らして走り去っていきました…。
20系と好対照
VVVFサウンドや警笛など、音は30000A系と同じように聞こえました。
クロスシートやUSBポートなど斬新な車内設備が話題を呼んでいますが、機器的に目新しい設計は控えめで30000A系を踏襲したような形でしょうか。
400系導入によって追い出される20系はこれとは逆で、内装こそ平凡なものの機器的には当時最先端であったVVVFインバータ制御を採用して長期間試運転を行っていたことなどを踏まえると、好対照な関係ですね。