今から82年前の1935年(昭和10年)10月30日。この日は、御堂筋線なんば~心斎橋間が開業した日です。
また、同じ年の10月6日には梅田本駅が開業しており、御堂筋線の大まかなルートが開業から2年で出来ていたことになります。
御堂筋線の当初の計画は江坂~あびこ間で、南海電車が乗り入れていたなんばへの延伸は昭和8年の開業から2年後に行われました。
その後、大鉄(現在の近鉄南大阪線)と阪和鉄道(JR阪和線)、国鉄が乗り入れる天王寺までの延伸を果たし、大阪市内に出来ていたターミナルを結ぶことになります。
また、乗客数が多いにも関わらず幅員7.6mの単一島式ホームでは乗客を捌ききれずに、改札入場制限を行うようになったことから、昭和62年に2番線ホームを増設してリニューアルを図り、幅員10mの2番線を増築、これまで島式であった狭いホームは1番線専用としています。
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Photo,Writer : Series207 2015/10/29