10A系26編成に、ATO(自動運転装置)とTASC(定点停止支援装置)が取り付けられているようです。
これは御堂筋線の全駅へ2024~25年までにホームドアを導入する準備工事と思われ、今後10A系・21系・30000系にも順次増設されていくものと思われます。
1700号車の床下を覗くと…
1726号車(4号車、なかもず方向から4両目)に取り付けられたATO装置。 撮影:Midosuji21604様
そしてTASC装置。 TASCを取り付けることで、自動的に+-50cmの誤差内で停止させることが可能になり、運転士さんの負担を軽減出来ると共に、ヒューマンエラーもなくなります。
TASCとは
定点停止支援装置(Train Automatic Stop-position Controller)のこと。列車を停止させることをコンピューター制御による自動制御で行う。通常はある程度の誤差で止めれば良いが、ホームドアを設置している場合はかなりの誤差の縮小が求められるので、運転士の負担にならないように導入される。
Osaka Metroでは今里筋線が開業当初から、千日前線が後追いで採用。
御堂筋線では、地味に21系07編成において先行的に取り付けられています。
撮影:Osaka-Subway.com
以前お伝えしましたが、2019年1月には御堂筋線本線上各駅にTASC地上子が取り付けられ始めています。
今後各編成において試験が行われるのでしょうか。