なんと、谷町線から30系が引退してもう5年だそうです…!ひえっ……
(厳密には”新”30系)
https://twitter.com/OsakaSubwaycom/status/1155054809939996672
最後まで残ったのは、アルミ車の45・49編成でしたね。
49編成ではイベント列車「谷町急行」が運行されました。当時の記事を参照すると2013年9月ということですから、もうすぐ6年になろうとしています。ひえっ……
ということで、今日は30系の写真をずらっと並べて振り返ってみました。
2010年まで
デジカメを買った最初の年である2006年。当時はまだ当たり前のように30系同士が並ぶ姿が見られました。
30系は素材の長期試験のため、アルミとステンレスとに分けられて製造されました。現在はサードレール区間ではステンレス勢が、リニア地下鉄ではアルミ車がメインと棲み分けされています。
八尾南3番線に進入する61編成。こうして見返すと無骨なスタイルですね
同じく93編成。結果的にステンレス車ではこの編成が最後まで残ることになります
定期検査時は中央線で試運転。アルミの44編成が地上に姿を表します。 2006.9
この44編成(3044号車側)は、警笛の音がやや異なったタイプでしたね。現在でも谷町線の伝統(?)は引き継がれ、22系の15・62編成で聴くことが出来ます。
折返し。現在では四つ橋線で定期検査の試運転を行うようになり、なかなか見られなくなってしまいました 2006.9
近鉄けいはんな線開業に伴い、ホームセンターを取付られた長田駅に入線。
30系がこれと並んだのはおそらくこの時だけと非常に貴重な写真です。 2006.9
49編成が中央線で試運転中… 2007.3
今里筋線が開業した時期になります。開業記念ヘッドマークがつけられました 2007.1
アルミの47編成。 2007.1
リニューアル工事前の四天王寺前夕陽ヶ丘駅にて。編成によってはHMがありませんでした 2007.1
45編成。 2007.1
天満橋駅に停車中… まだ壁面リニューアル工事がなされる前でやや暗め…
30系は谷町線所属ながら、谷町線で試運転することはあまりありません。この日は珍しく谷町線内で試運転中… 2008.5
八尾南1番線に入る30-93編成。後から来た22系10編成を待避して、その後ろを追いかけます
2010年以降
谷町六丁目を通過する試運転の30系49編成 2011.3
廃車が開始されました。3544号車が森之宮検車場から搬出されていきます…
方向幕やヘッドライトを抜いたその姿は、まるで亡霊のようでした。
過渡期ならではの風景。30000系・22系・30系が並びます。
廃車目前の姿。この年に廃車されていきました 2013.2
こちらは最後まで残ったステンレス車である93編成。こうして同じ位置で見比べると違いがよくわかります 2013.2
阿倍野でのS字カーブ。実に地下鉄らしさが出た一枚だと自負しています 2013.2
八尾検車場に佇む93編成。日光が当たって紫色の貫通扉が美しく彩られていました 2013.2
そんな30系93編成にも、いよいよ廃車のときがやってきました… 2013.3
車番プレートが取られ、マジックで号車番号が記載されています 2013.3
解体工場に押し込まれた30-93編成。さようなら…… 2013.3