「・ω・「ガオー
御堂筋線の動物園前駅は天王寺動物園に最も近い駅として、竣工当時から壁に様々な動物の絵が描かれています。
現在の絵画は2代目で、堺筋線が開業した1969年4月に鯉江良二氏によって手がけられました。
先日、動画撮影の際の待機時間にぼーっとこの虎を眺めておりました。
この写真ではわかりにくいですが、見ていてなんだか妙に立体的に見えたのです……んん?
斜めから見てみると…… ん?
目が!!!目が本当に半立体構造になっている!!!!
つまりこの虎、目の部分だけが絵ではなく彫刻なのです!!!!
冒頭でこの絵画は鯉江良二氏によって手がけられたと書きましたが、氏は陶芸家なのだそうで合点がいきました…!
虎は、人があまり降りない2番線ホームの一番うしろ(天王寺側)にあります。
この部分については開業当時からではなく、1990年の御堂筋線9連化によるホーム延長の際に新たに手がけられたものです。
出典:「駅デザイン案をブラッシュアップ 5駅のリニューアルデザインを決定しました」
尚、動物園前駅は現在、半世紀ぶりのグランドリニューアル工事に取り掛かろうとしています。
リニューアルされつつもこの壁画は残されるようなので、今後もギョロっとその鋭い目つきで乗客を癒……いや、癒やされないか。
睨みつけてくれそうです。笑