オンデマンドバスのロゴよ。
以前から記事にしていましたが、大阪市高速電気軌道と大阪シティバスは共同で、Maasによるオンデマンドバスの試験運行を本年3月30日からスタートすると発表しました。
これに先んじて、3/5からは配車アプリ「Osaka Metro Maas」をリリースすることをアナウンスしています。
大阪市高速電気軌道株式会社及び大阪シティバス株式会社(以下「Osaka Metro Group」という。)は、ファーストワンマイル・ラストワンマイルなどの交通課題の解消や、交通の更なる利便性向上をめざし、オンデマンドバスの社会実験を生野区及び平野区で2021年3月30日(火曜日)から開始します。
オンデマンドバスは、乗車日時や乗降場所をご指定いただくことでお客さまのニーズに応じて運行する新しいスタイルの乗り合いバスです
出典:Osaka Metro「オンデマンドバスの社会実験を2021年3月30日から開始します」
MaaS(マース)とは
Mobility as a Serviceの頭4つから取った言葉。
鉄道・バスなどの交通手段を丸々一つのサービスとしてパッケージにし、インターネットを活用して快適な移動手段を提供しようとする概念のことです。
例えば、これまでの時刻表は会社ごと・路線ごとにしか提供されず、逐一調べる必要がありました。
しかし近年はスマホの普及で出発地→到着地までの運賃・路線・料金が一括でわかるようになりましたよね。
これもMaaSの一つです。
バスの運行時間・料金
・運行開始日:2021年3月30日
・運行時間:6~23時
・料金:大人210円/子供110円
・決済方法:現金・クレジットカード
・電話予約時間:7~17時(年中無休)
正式な発表はありませんが、エンジョイエコカードなどのカード関係は使えなさそうな感じですね…?
オンデマンドバスって?
超絶簡単に言うと「予約制のバス」のこと。「ラストワンマイル」と呼ばれる交通システムの一つです。
今回の試験では、予約をスマホや電話で受付後、AIが判断して運行経路・ダイヤを決めるというものです。
これによって、従来のバスのような「乗客がいないのにそのバス停を通る」という無駄が省かれる他、従来のバスではコスト的な問題などで届かなかった、交通不便なエリア(=ラストワンマイル)をなくすことが可能となるかもしれません。
車両は、イメージリリースを見るにハイエースを採用。
遠方からでも認識できるようド派手な洗練されたカラーリングとなっています。
基軸となる色はOsaka Metroのコーポレートカラーである「OMブルー」。差し色に大阪シティバスのグリーン・ホワイトを入れることで、「大阪シティバス」ブランドとしての共通性を持たせています。
運行エリア・時間
出典:大阪市「AIオンデマンド交通の社会実験に関する民間事業提案の公表及び事業者意見照会について」別紙1
下記区間において、300mごとに乗降場所を設置。
既存の大阪シティバスのバス停も活用することで、非常に広範囲かつ緻密にオンデマンドバスの乗車・降車が可能となります。
大阪市が当初検討していたプランより、ややエリアが狭くなっているようですね。
例えば、生野区エリアはいまざとライナーが走る道から東西に分けての運行を検討していたようですが、実際に公示されたエリアは西半分のみ(鶴橋駅~寺田町駅~杭全~大池橋交差点周辺)となっているようです。
乗り方
①配車アプリ「Osaka Maas 社会実験版」か電話で予約。その際に「乗車日・乗降場所」を指定する。
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②AIが当日のバスの運行ルートを決定
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③当日に乗車、決済は従来どおり現金、もしくはクレジットカード。
運賃は大阪シティバスと同じく大人210円、子供110円です。
アプリはiOS/Android対応で、明日から配信されます。
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