Osaka Metroは、御堂筋線なんば駅へホームドアを設置することを発表しました。
設置工事は来年1月~3月の間に行われ、運用開始は2022年3月上旬からとしています。
これにて、御堂筋線では全駅へのホームドア設置が完了します。
足掛け7年
御堂筋線へのホームドア設置工事は、大阪市交通局時代の2015年に天王寺・心斎橋の2駅からスタート。
その後一旦工事を中断して民営化。2020年11月より中百舌鳥駅を皮切りに設置工事を再開しました。
当初より2021年度中(=2022年3月末まで)の工事完了を予告しており、その計画通りの設置となりました。
設置当初は車両側にTASCと呼ばれる定点停止装置が取り付けられておらず、運転士さんの神業で停車させるという人力に頼った簡易的なホームドア設置が行われていました。
今年1月にようやくTASC取付工事が行われ、ホームドアにあわせて列車が自動で止まるようになりました。
ホームドアの歴史
- 2015年
- 天王寺・心斎橋に設置
天王寺(2月)が最初の設置 - 2019年3月
- 交通局民営化
一旦工事が中断する - 2020年
- 3駅に設置・稼働開始
なかもず・新大阪・江坂へ設置 - 2021年
- 12駅に設置・稼働開始
残るは3駅に - 2022年
- 全駅に設置完了
なんば駅をもって御堂筋線全駅に設置
参考:ホームドア設置駅
路線名(設置年) | 設置駅 |
---|---|
ニュートラム(1981年・1997年) | 全駅 中ふ頭~住之江公園(1981年3月・開業時から) コスモスクエア・トレードセンター前(1997年12月・開業時から) |
今里筋線 (2006年) |
全駅(開業時一斉設置) |
長堀鶴見緑地線(2010-11年) | 全駅 大正(2010年7月)、ドーム前千代崎(8月)、西長堀~心斎橋(9月)、長堀橋~玉造(10月)、森ノ宮(11月)、大阪ビジネスパーク~蒲生四丁目(12月)、今福鶴見(2011年1月)、横堤・鶴見緑地(2月)、門真南(10月) |
千日前線 (2014年) |
全駅 南巽(2014年4月)、北巽(5月)、小路・新深江(6月)、今里(7月)、鶴橋・谷町九丁目(8月)、日本橋(9月)、なんば・桜川(10月)、西長堀・阿波座(11月)・玉川、野田阪神(12月) |
御堂筋線 (2015年-22年) |
天王寺(2015年2月)、心斎橋 (同3月)、なかもず(2020年11月)、新大阪・江坂(12月)、西中島南方(2021年1月)、中津(3月)、梅田(3月)、昭和町(4月)、西田辺(5月)、長居(6月)、あびこ(7月)、北花田(8月)、新金岡(9月)、淀屋橋(10月)、本町(10月)、大国町(12月下旬予定)、東三国(2022年1月中旬予定)、動物園前(2022年1月下旬)、なんば(2022年3月) |
谷町線 (2020年-25年) |
東梅田(2020年2月) |
堺筋線 (2020年-22年) |
堺筋本町(2020年3月) |
四つ橋線 (2021年-24年) |
西梅田(2021年11月)・大国町(2022年2月中旬予定) |
中央線 (2024年度中) |
未設置 |
関連リンク