【駅探訪-003】谷町線 野江内代駅

【駅探訪-003】谷町線 野江内代駅

早くも飽きてきた、 新シリーズ「駅探訪」。

大阪メトロの各駅の写真を紹介していく記事で、撮影などでふらっと訪れた駅についてあれこれ掲載していきます。いわば駅紹介ですね。

第3回は野江内代駅です!

 

 路線 谷町線
 開業日 1977年(昭和52年)4月6日
 仮駅名 野江
 所在地 大阪市都島区内代1丁目
 ホーム形状 1面2線 島式
幅員7.2m
 管区 東梅田管区
構造 地下駅
地表からの深さ -13.7m

 

 

駅構内

野江内代駅は、谷町線都島~守口間の延伸時に開業しました、

特に「内代」が難読駅名として有名ですが、「うちんだい」と読みます。ないだいではありません。

「野江内代」は大阪地下鉄ではよくある複合駅名で、駅東部にある「(城東区)野江」と西部にある「(都島区)内代」を繋いだのが由来です。

 

駅デザインは、壁がタイルでその真ん中をラインカラーが抜つきける、昭和後期に開業した地下駅のオーソドックスなスタイル。

柱にはマーベロン張りのものが採用されています。

マーベロンとは?

ポリエステル樹脂をベースとした人工大理石のこと。
これと別にラインカラー部分へは石粉粘土93%・プラスチック7%の配合で調合したものを平板に流して円形に整えて作る。

 

この野江内代駅、なんと出口が2つしかありません。

2006年に開業した今里筋線の端部では割と見るのですが、この時代としては結構珍しい存在です。

野江内代付近は地盤が軟弱(土質がN値0~3の砂交じりシルク層)だそうですが、このあたりの事情なのでしょうか…?

 

地上部

駅は都島通りに面する1番出口と、やや裏側に位置する2番出口があります。

2番出口が離れているのは、この地域にアンダーパス(道路の立体交差)計画があるためで、そのスペースをあらかじめ確保しています。

 

守口サインが健在

野江内代駅には「守口サイン」と呼ばれる、試験的に用いられたサインシステムが現在でも稼働しています。

守口サインとは

ひげ文字~本町サインの過渡期に用いられた試験的なサインシステム。
守口延伸時に野江内代~守口間でのみ採用された為、便宜的にこう呼ばれる。

 

だいぶなくなってしまった印象ですが、まだこうして機能しているのですね。

 

 

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