大阪市交通局時代にあった、動物園前出張所についての解説ページです。
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概要
所在地 | 大阪市浪速区霞町2-5先 |
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担当路線 | 堺筋線 |
最寄駅 | 動物園前駅 |
開設日 | 1969年(昭和44年)12月 |
閉鎖日 | 1971年(定期業務終了) 1993年(天下茶屋延伸により廃止) |
敷地面積 | 120m x 2 |
検査内容 | 毎日検査、故障修理 |
最大収容両数 | 12両 |
備考 | 東吹田検車場へ統合 |
当時、堺筋線の終点だった動物園前駅の南側に設置された検車の出張所です。
6両編成2本分のピットが設置され、60系における毎日検査の一部と車両故障時の対応場所として機能しました。
1971年(昭和46年)に列車検査を導入する際に毎日検査が廃止され、全ての検査を東吹田検車場で行うこととなり、動物園前出張所も役割を失い留置線となりました。
その後臨時的な列車検査のみを受け持っていましたが、1993年の天下茶屋延伸時に営業線として転用されることから廃止されました。
尚、天下茶屋駅南側にも「東吹田検車場天下茶屋出張所」が設けられており、実質的に当地の移転となっています。
現在は営業線となっていますが、先頭車両に乗っていると右方向へカーブする直前に当時のエンド部分が見え、往時を偲ぶことが出来ます。