シリーズ「駅探訪」。
大阪メトロの各駅の写真を紹介していく記事で、撮影などでふらっと訪れた駅についてあれこれ掲載していく、いわば駅紹介ですね。
第9回は中央線の長田駅です。
路線 | 中央線・近鉄けいはんな線 |
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開業日 | 1985年(昭和60年)4月5日 |
仮駅名 | – |
所在地 | 東大阪市長田中2丁目 |
ホーム形状 | 1面2線 島式 幅員 4.9m |
管区 | 阿波座管区 |
構造 | 地下駅 |
深さ | -16.4m |
駅構内
中央線の最も端っこに位置する駅で、近鉄との境界駅となります(駅は大阪メトロ側が管理)
元々は深江橋までの計画だった中央線ですが、近鉄との直通運転を行う際、慣例的に大阪中央環状線までを大阪市交通局側が担当していたことにより、長田までを大阪市交通局が、長田以遠を近鉄が受け持つことになりました。
ホームは昭和50年代のスタンダードともいえる作り。
ステンレスの柱に号線カラーが入った壁面タイルは、同時期に開業した文の里駅や喜連瓜破駅、北巽駅を思い出します。
1番線のみ、近鉄が2006年に導入したビーム式の障害検知機を導入しています。
尚、当初は近鉄と地下鉄で輸送力に差が出来ることが予想された為、近鉄荒本方に折り返し用のY線を設置しています。
実際には通し運転でもあまり問題なく、日中は殆どの列車が生駒方面まで直通しています。
これ以外にも、メトロ方で問題が発生した際に近鉄だけで折り返しが出来るよう、西側に渡り線(ポイント)が設置されています。
改札階の様子。開業当時の写真がずらっと並べられています。
長田駅は近鉄との共同利用駅であることから、大阪市交通局様式による「近鉄線きっぷうりば」のサインも設置されています。
切符売り場の様子。左側が近鉄、右側がメトロです。
乗務員室や変電所も社別に分けられており、西側が大阪メトロ、東側は近鉄となっています。
外観
道路上の主要交差点上に設置されていることから、入口はあまり目立ちません。
2006年に近鉄が、2018年に大阪メトロの看板が新しくなりました。