堺筋線で用いられている66系15編成ですが、どういう訳か顔(前部)部分のみやたらと綺麗になっています。
顔だけ…
目撃されたのは7月13日頃で、意図や理由については全く明らかになっていません。
66系の車体はステンレス製ですが、顔部分のみは一体成型FRPが採用されているなど材質に違いが見られ、ボディのステンレスに合わせたシルバーメタリック塗装が行われています。
今回の美装化は塗り直しが行われたか、もしくは洗浄がかけらたかのどちらかであると思われます。
10A系のリニューアル時にブラスト洗浄をかけて車体を綺麗にする例は見られますが、その際でも編成丸々が対象となっていました。
ブラスト洗浄とは
ブラスト材(粒体)を用いて、表面に付着した汚れや塗装等を除去する洗浄方法のこと。
66615Fは7月28日に試運転が行われていますが、通常の行路とは異なった形で試運転を終えており、何らかのテストを念頭に置いたものではないかと推測されます。
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参考文献
日本鉄道車輌工業会「車両技術 191号」、1990年6月