撮影:新御堂筋様
2023年2月5日深夜、堺筋線天神橋筋六丁目駅2番線にホーム柵が設置されました。
これをもって、堺筋線全駅にホームゲートの設置が完了となりました。
これまでの振り返り
大阪メトロは2021年度における移動等円滑化取組計画において、堺筋線全駅にホーム柵を設置する文言を追加していました。
全駅設置に9ヶ月ほどの期間が見込まれていましたが、先行的に設置された堺筋本町駅を含めると全ての駅への設置に3年ほどかかった計算になります。
駅名 | 2番線 | 1番線 | 使用開始 |
---|---|---|---|
天神橋筋六丁目 | 2023.2/5 | 2023.1/30 | 2023.3上旬 |
扇町 | 2022.12/18 | 2022.12/10 | 2023.1/27 |
南森町 | 2022.11/19 | 2022.11/13 | 2022.12/25 |
北浜 | 2022.10/14 | 2022.10/8 | 2022.11/27 |
堺筋本町 | 2020.1/25 | 2020.1/18 | 2020.2/28 |
長堀橋 | 20229/19 | 2022.2/17 | 2022.10/23 |
日本橋 | 2022.8/19 | 2022.8/13 | 2022.9/25 |
恵美須町 | 2023.1/23 | 2023.1/18 | 2023.2下旬 |
動物園前 | 2022.7/21 | 2022.7/6 | 2022.8/28 |
天下茶屋 | 2022.6/4 | 2022.5/11 | 2022.7/17 |
天下茶屋 | 3番線2022.6/28 |
2枚ホーム柵の採用
堺筋線では、乗り入れする阪急の兼ね合いで開口部が広く、大阪メトロで初めてとなる2枚重ねの扉が採用されました。
撮影:Osaka-Subway.com
ホーム柵全景。枚数もですが、ドア部分のガラス範囲が広がりすっきりとした見た目になっています。
開口部が広いのは、堺筋線の車両(66系)と阪急の車両とで車両の長さに違いがあるためです。見比べてみましょう。
堺筋線66系だとこんな感じ。 撮影:新御堂筋様
撮影:新御堂筋様
阪急5300系だとこんな感じに。乗降ドアと車掌室の間に1つ窓が入るぐらいに長さの違いがあります。
その為もあってか各駅には、車両別の停止位置が取り付けられていました。 撮影:新御堂筋様
撮影:新御堂筋様
映像は1300系ですが上の停止範囲にあわせると1(1300系)・8(8300系)の位置にとまるようになっています。
参考:ホームドア設置駅
路線名(設置年) | 設置駅 |
---|---|
ニュートラム(1981年・1997年) | 全駅 中ふ頭~住之江公園(1981年3月・開業時から) コスモスクエア・トレードセンター前(1997年12月・開業時から) |
今里筋線 (2006年) |
全駅(開業時一斉設置) |
長堀鶴見緑地線(2010-11年) | 全駅 大正(2010年7月)、ドーム前千代崎(8月)、西長堀~心斎橋(9月)、長堀橋~玉造(10月)、森ノ宮(11月)、大阪ビジネスパーク~蒲生四丁目(12月)、今福鶴見(2011年1月)、横堤・鶴見緑地(2月)、門真南(10月) |
千日前線 (2014年) |
全駅 南巽(2014年4月)、北巽(5月)、小路・新深江(6月)、今里(7月)、鶴橋・谷町九丁目(8月)、日本橋(9月)、なんば・桜川(10月)、西長堀・阿波座(11月)・玉川、野田阪神(12月) |
御堂筋線 (2015年-22年) |
全駅 天王寺(2015年2月)、心斎橋 (同3月)、なかもず(2020年11月)、新大阪・江坂(12月)、西中島南方(2021年1月)、中津(3月)、梅田(3月)、昭和町(4月)、西田辺(5月)、長居(6月)、あびこ(7月)、北花田(8月)、新金岡(9月)、淀屋橋(10月)、本町(10月)、大国町(12月下旬予定)、東三国(2022年1月中旬予定)、動物園前(2022年1月下旬)、なんば(2022年3月) |
谷町線 (2020年-25年) |
東梅田(2020年2月) |
堺筋線 (2020年・2022年) |
堺筋本町(2020年3月)、天下茶屋(2022年7月27日)、動物園前(2022年8月28日)、日本橋(2022年9月25)、長堀橋(2022年10月23日)、北浜(2022年11月27日)、南森町(2022年12月25日)扇町(2023年1月27日)恵美須町(2023年2月下旬)天神橋筋六丁目(2023年2月) |
四つ橋線 (2021年-24年) |
西梅田(2021年11月)・大国町(2022年2月) |
中央線 (2024年度中) |
未設置 |