おおさか東線の新大阪延伸工事に伴う、夜間線路切り替え工事が行われることがJR西日本のプレスリリースで発表されていますが、その中に気になる文面がありました。
平成31年春に予定しているおおさか東線 放出~新大阪駅間(北区間)開業に向けての線路切換工事に伴い、3月28日(土曜日)19時から、学研都市線 京橋~放出駅間の運転を見合わせます。また、この工事に伴い、3月29日(日曜日)始発から鴫野駅下り線(京橋・北新地方面)の乗り場が新しいホームに変更になります。
「平成31年春 おおさか東線(放出~新大阪駅間)の開業に向けて 線路切換工事に伴い学研都市線 京橋~放出駅間の運転を見合わせます。」- JR西日本
ここまでは良いとして、問題は詳細PDFの「23時30分以降のご利用の場合」の項に掲載されているこの文面。
京橋最終列車24時41分発(四条畷行)の時刻まで大阪市営地下鉄の臨時列車による
代行輸送(森ノ宮→高井田 ※途中の駅には止まりません)を実施http://www.westjr.co.jp/press/article/items/150224_00_gakkentoshi.pdf
これによると途中の駅には止まらない森ノ宮発高井田行き直通列車を運転するとのこと。
また高井田→森ノ宮の反対方向も同じく運転されるのだそうです。これはすごい。
気になる運転区間
地下鉄マニア的には、この臨時列車の運転区間がかなり気になっています笑
高井田駅の場合
まず高井田駅ですが、なにわの地下鉄によると、折り返し設備を持っていない為に同駅で折り返すことは不可能。
これは一つ先の長田駅までの回送と思って間違いないでしょう。
森ノ宮駅の場合
そして森ノ宮駅。同駅コスモスクエア方面の線路から反対向きのホームに入れる渡り線がありません。
試運転列車では本線上の折り返しを行うことから、今回も同様に本線上での折り返し運転が行われるかもしれません。
臨時列車が運行される時間は既に列車本数の間隔も開くので不可能ではないですが、もしそうであれば京急並みにアクロバティックな運用になりそうです。
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Photo: Series207
Writer: Series207 2015/02/27