【2018.9】台風21号における大阪メトロの被災状況・復旧時間の記録




2018年9月4日に大阪へ上陸した台風21号は、950hPaという室戸台風クラスの巨大な勢力で日本列島を渡っていきました。

今回の強大な台風でOsaka Metroがどのように影響を受けたのか、どれぐらいの時間運休になったのか。今後同じような台風が来た時の後学としてここに記録しておこうと思います。

 

結論からいうと、地下区間はほぼ無傷。通常運転で1日を終えています。

地下区間のみである谷町線(八尾南のみ地上)・四つ橋線・千日前線・長堀鶴見緑地線・今里筋線は一切運行を停止することがありませんでした。

 

では、残りの御堂筋線・中央線・堺筋線・ニュートラムはどうだったのでしょうか。振り返っていきます。

 

御堂筋線

 

地上区間を持つ御堂筋線は、13時25分に全線で運休を余儀なくされます。その後、14時20分に地下区間である中津~なかもず間で折り返し運転を開始。

この間、運行再開されるまで1時間です。

その後、18時59分に全線運転を再開しました。運休から5時間半で復旧となりました。

 

中央線

地上区間がかなり長い中央線は、乗り入れ先の近鉄けいはんな線が運行停止したことに伴い、まず11時頃から長田~コスモスクエア間で折り返し運転を始めます。

近鉄線区運休に伴って乗り入れ先に閉じ込められた近鉄車両は、自社線に入らない「長田行き」として運行されました。

 

 

その後、13時52分に全区間の運転を停止。

約1時間経過した14時45分より地下区間である阿波座~長田駅での折り返しで運転を再開します。この間、運行再開されるまで1時間

余談ですが、阿波座行きが設定されるのは2005年以来13年ぶりのことです。

その後、風が弱まり線路点検が終わった17時40分からコスモスクエア行きの運行を再開。運休から約4時間でした。

乗り入れを含めた全線運転再開は21時5分。運休から約10時間後でした。

 

堺筋線

堺筋線は乗り入れ先の阪急線が13時頃に止まって一旦運休となったものの、30分ほどした13時40分、すぐに天神橋筋六丁目~天下茶屋間の自社線折り返し運転をスタートさせました。

尚、乗り入れ先の阪急京都線が終日運休となったことから、この日は終日天神橋筋六丁目行きのみの運行となりました。

 

ニュートラム

今回の台風での運休が一番予想されたのがニュートラム。コスモスクエア駅周辺以外全線が高架区間です。

12時4分に車両に何か異常が起きたのか、運転を停止。この時点で「やはりか…」となったのは私だけではないはず。

しかし、30分後の12時39分にまさかの復旧。これには度肝を抜かれました。

 

その後も何度か車両点検を行い、その都度5~10分ほど運転停止→運転再開して利用客に(良い意味で)驚かれたニュートラム。

しかしながら、13時50分より南港地区の激しい雨風を目の前にして運転停止。このまま終電まで復旧せずに終わりました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。台風での運休~再開までの時間は今回の場合、自社線で5時間乗り入れ先を含めるとだいたい10時間といったところでした。

海に近いニュートラムは終日運休となりましたが、何度か車両点検→運転再開を試みるなど、なんとか極力走らせようとしていた印象です。



計画運休が発せられる中で一番良いのは自宅待機ですが、もし台風で帰れなくなった際は是非とも最後の切り札「Osaka Metro」を思い出してみてくださいね。



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