撮影:ゆうま様
2016年3月22日、ニュートラムの新型車両200系が引き続き投入されることが、入札情報で明らかになりました。
住友商事を通じ、引き続き新潟トランシスへ発注。金額は27億9612万円です。
随意契約とは?
大阪市民の税金を使って運営することから、公正を期すために日本全国に幅広く入札を呼びかけ、最も安く作れるところに発注をかけるのがスジですが、随意契約は「どうしてもその企業でしか作れない」という理由で発注される契約のことを指します
ニュートラムの場合は新潟トランシスの持つ「新交通システムを正確に動かす為のデータ・ノウハウを持っている」ことから、今回随意契約がなされています。
随意契約理由
中量軌道車両は、車両~地上施設のトータルシステムを構成し無人運行を行っている。
本件は、 現状の中量軌道車両の老朽更新のため、平成27年度より順次車両更新を行っているものであり、地上施設における新システムにも対応したものである。
本件で製造する車両は、過去の事故や故障を踏まえて更なる安全対策を施し、無人運行であ る新交通システムとして、長期に渡り、時代のニーズに対応できる高度で経済的かつ拡張性の高い機能を有する必要がある。また、安全運行を確保するためには、地上施設との連携が必須 であり、地上施設の詳細を熟知していなければ車両の設計は出来ない。 本件は車両~地上施設のトータルシステムに関わるものであり、それぞれの装置が正常に機 能するための性能保証が要求されるものである。
また、それらの設計は、新潟トランシス株式会社が行っており、データは他社には公開されておらず新潟トランシス株式会社以外に設計す ることが出来ない。
以上の理由により、新潟トランシス株式会社の唯一の代理店である住友商事株式会社を特名 する。
http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/library/ct/zuikeikekka/201603/kk-kekka201603buppin-2.pdf
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Writer:Series207 2016/4/19