北大阪急行では、関西私鉄ではじめてのホームドア(可動式ホーム柵)設置工事が行われています。
9月に千里中央駅への筐体設置が完了したことをお伝えしましたが、2017年12月10日未明に緑地公園駅についても設置が完了しました。残るは稼働を残すのみです。
3日に2番線、10日に1番線が設置されました。
ホームドア筐体。千里中央駅のものと同様のものです。
桃山台車庫から緑地公園駅へホームドアを輸送する8003F。 撮影:ももやまだい様
車側灯の点灯を読み取るカメラ装置
このカメラ装置のようなものが、電車の車側灯(ドアが開いているかどうかを確認するランプ)を読み取って検知しているのだそうです。
このシステムにより、御堂筋線のものとは違って、電車到着後にランプが消えたことを確認してホームドアが自動開閉する仕組みとなっています(画像は千里中央駅のもの)
このカメラ装置、なんと一眼レフのレンズでもよく使われる「トキナー製」でした Tokina VCHD-35Sとあります。
ホームドア筐体を車両側から。千里中央駅では見えづらかった車両側の様子ですが、このようなものになっています。
車掌室から確認するLEDパイロットランプ。緑地公園駅ではカーブとなり見えづらいことから、必須のものですね。
当初のプレスリリースでは2018年3月まで…となっていることから、実査に稼働するまでは1,2ヶ月ほどの時間があるものと思われます。
関連リンク
日常や当サイトで取り上げないような他の北大阪急行の話題はこちら
文章中の写真の著作権は著作者に帰属します。無断転載は固くお断りします。
Photo,Writer : Series207 2017/12/11