大阪の地下鉄、ちょっと懐かしの機器達を振り返る

大阪の地下鉄、ちょっと懐かしの機器達を振り返る

普段は鉄道車両が注目されがちな大阪メトロですが、大阪の地下鉄を影で支えてきた機器達に今日はスポットをあてようと思います。

 

ベンチ

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使用期間:不明(現在でも残っている?)

今では4つの個席ベンチですが、それになる前はこういう所謂「フツーのベンチ」でした。懐かしいですね

 

のりこし精算機

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左の日本信号製、FC1261Lは現在でも数台が稼動しているようです。

右側の立置式のものはもうなくなってしまいました。(メーカー・型番など調査しています。ご存知の方がいらっしゃれば是非お知らせください)

 

自動定期発券機

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使用期間:?~2009年3月20日

かつて自動定期券売機が使用されていました。ですが、その後機器更新ではなく撤去されるという事態に。訳がわからないよ…

「迂回定期などの特殊な仕組みがあるからだ」と以前指摘を受けたことがありますが、そもそも1ヶ月で18,000円近くする迂回定期券を買う人が多数派とは思えません。 

 

それこそ、迂回定期を購入するマイノリティ側を、有人定期券売り場に誘導すべきです。

 

今ではどの駅でもありますが、自動的に定期券を販売・更新してくれるこのピンク色の自動定期券売機が2011年9月に設置されるまで、年度が代わる3-4月頃、定期券売り場は大混雑でした。

ちなみにピンクの自動定期券売機が設置されると、梅田・なんば・天王寺などにある大きな定期券発券所を除き、末端区間の販売所は閉鎖しました。

 

つまり、機器を更新できない、いやしなかった理由は…?(ニッコリ)

 

参考

http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/faq/torikumi/100519_jidouteihatu.html (民営化に伴いリンク切れ)

 




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