【画像26枚】「大阪市営交通114年の軌跡」展を開催中の天理参考館に行ってきました

【画像26枚】「大阪市営交通114年の軌跡」展を開催中の天理参考館に行ってきました

以前お伝えしたように、天理市にある天理教関係の施設「天理参考館」にて、大阪市交通局時代の資料がたくさん展示されている「大阪市営交通114年の軌跡」が開催中…とのことなので、行ってまいりました

 

場所はこちら

 

RPGに出てくる世界観の宗教施設

見て下さい…この圧倒的な存在感。さすが宗教施設だなぁと感じます。RPGに出てきそうです。

大阪市営交通 114年の軌跡」との垂れ幕が下がっています。早速中へ入ってみましょう。

展示は2階で行われています。まずは大阪市営地下鉄のプラレールがお出迎え。製品となった30000系の他、自家製の50系や100形が並んでいました。

会場内。昔の大阪市バスのバス停がお出迎えしてくれました。

 

大阪市電

大阪市電コーナー。当時の方向幕や写真、切符が展示されていました。

 

地下鉄開通当時の回数券。

こちらは地下鉄と市電(路面電車)の連絡回数券。図柄が素敵。

 

市バス

市電に続いて大阪市バスの方向幕も。現在もドル箱路線である36号系統のものが飾られていました。当時は安田行きがメインだったんですね~(現在は地下鉄門真南)

回数券委託販売所に置かれていた看板。現在でもポツポツ見ることがあるように思います

市バスの急行運転のヘッドマーク。急行バス自体は現在も大正区で見られますが、当時のものにはこんなHMがついていたとは…

 

地下鉄

地下鉄のコーナーへ。

こちらは開業当時のポスター。私も色々見ましたがこの図柄は初めて見ました

こちらは比較的有名な、昭和13年に天王寺まで開業した際のポスターです。

昭和13年って日中戦争真っ只中で世相的には暗いんですが、このポスターはめちゃくちゃ鮮やかでビビります。

 

戦後の混乱期に発行された切符。インフレが加速していく世相で、切符もそれにあわせてどんどん値上がりしていってます。わずか2年で初乗り運賃は4倍以上に…

戦後もちょっと落ち着いた昭和33年には、100形から続いていた第一世代の車両から脱皮して第二世代へと移行していっています。図に写っているのは1200形でしょうか、

昭和45年、千里万博開催時の「万国博連絡券」の案内。ポスターのデザインは大阪市交通局最末期の2017年とあまり変わってませんね…

せいぜいご利用下さい」というのは、今時の日本語からするとちょっと違和感を感じる表現ですが、「できるだけ」という意味合いなのだそうです。

(注)画像がバグってるのではありません

昭和55年、谷町線八尾南開業時のポスターなのですが、こういうデザインなのです(白目)

 

市営交通75周年を記念して発行された乗車証です。地下鉄代表は10系01編成!その他も時代を感じる面々です

昭和55年といえばニュートラムが開業した時期と重なります。近未来の乗り物としてデビューしたニュートラムですが、券売機にも大きく「ニュートラム」と書かれていたのですね。

おなじみ「マルコマーク」。昔のものはちょっと横長なのが特徴です

今回一番の目玉であった「中央通谷町」入りの方向幕です。これが見たくて行った程。笑

この中央通谷町、中央線開業前にどういう理由なのか含まれていた方向幕で、一度も使用されることはありませんでした。

帰りにふらっと初めて天理駅へ寄ったのですが、ちょうど近鉄(下)とJR(上)がクロスする形になっていてびっくりでした。

 

関連リンク

 

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