2020年3月11日?頃から、中央線長田駅のLCD式発車標(行先案内表示機)のモニタ部分が、新たに薄型のものへとリニューアルされています。
同様の事例は今里筋線でもあり、どちらも設置が2006-7年頃であることから、概ね15年程度での更新となりました。
情報提供:宮川 友仁様
薄く・広く・見やすく
今回新たに設置された薄型の液晶ディスプレイ。経年で暗くなっていた輝度が回復しました!
また、画面サイズも大きくなり、ひときわ見やすくなりました。
これまでのディスプレイ。枠部分が厚めで、その分モニタも小さくなっていました。
今回のものは枠部分がほぼなくなり、その分をディスプレイに充てることで液晶枠の拡大が図られています。
尚、GUIデザインが黒背景であるからか、今里筋線のような極端な文字焼けは起こっておらず、見る分にはあまり劣化したような感じはありません。
新旧比較。上が新型、下が旧型タイプ。基板部分はそのまま使用されており、今回は液晶ディスプレイ部分のみが交換されています。
基板が同じなのでディスプレイの厚みがわかりやすいですね。
一部は「調整中」…
また一部は、珍しく「調整中」の文字が表示されていました。場所は高井田寄りの箇所。
あまり見る表示でないだけに、貴重な資料となりました。
正常表示になったり「調整中」になったりと、まだ不安定な感じでした。来週中までには安定化するでしょうか。
長田駅から始まった今回のディスプレイリニューアル工事。全駅に波及するのも時間の問題…かな?