2021年1月12日、OsakaMetroは自社の看板駅ともいえる御堂筋線梅田駅へ、可動式ホーム柵(ホームドア)を2021年3月下旬に導入することを発表しました。
工事期間は2021年2~3月、運用開始は2021年3月下旬の予定です。
御堂筋線へホームドアが取り付けられるのはこれで8駅目、梅田3駅の中では東梅田駅につぐ2例目になります。
TASC導入で弾み
御堂筋線では、ホームドア導入に不可欠なTASC(自動停止装置)を1月10日より供用開始。
運転士さんの負担が減り、またホームドアと戸開・戸閉装置とも連動するのでドア開閉のタイムラグも減ります。
これまでも御堂筋線では天王寺・新大阪をはじめとした駅でホームドア取り付けを実施してきましたが、1日44万人が利用し、名実ともに大阪メトロのターミナル駅といえる梅田駅でのホームドア設置は、大阪メトロとしても重要なポイントとなるでしょう。
御堂筋線では来年度中(2022年3月末まで)に全駅へホームドア設置を完了する予定で、現在全20駅のうち6駅(30%)が設置完了となっています。
参考:ホームドア設置駅
路線名(設置年) | 設置駅 |
ニュートラム(1981年・1997年) | 全駅 中ふ頭~住之江公園(1981年3月・開業時から) コスモスクエア・トレードセンター前(1997年12月・開業時から) |
今里筋線(2006年) | 全駅 |
長堀鶴見緑地線(2010-11年) | 全駅 大正(2010年7月)、ドーム前千代崎(8月)、西長堀~心斎橋(9月)、長堀橋~玉造(10月)、森ノ宮(11月)、大阪ビジネスパーク~蒲生四丁目(12月)、今福鶴見(2011年1月)、横堤・鶴見緑地(2月)、門真南(10月) |
千日前線(2014年) | 全駅 南巽(2014年4月)、北巽(5月)、小路・新深江(6月)、今里(7月)、鶴橋・谷町九丁目(8月)、日本橋(9月)、なんば・桜川(10月)、西長堀・阿波座(11月)・玉川、野田阪神(12月) |
御堂筋線(2015年-) | 天王寺(2015年2月)、心斎橋 (同3月)、なかもず(2020年11月)、新大阪・江坂(2020年12月)、西中島南方(2021年1月)、中津(2021年2月予定)、梅田(2021年3月予定) |
谷町線 (2020年-) |
東梅田(2020年2月) |
堺筋線 (2020年-) |
堺筋本町(2020年3月) |
四つ橋線 (2021年-) |
西梅田・大国町(2021年度中予定) |
中央線 | 未設置 |
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