【大阪メトロ】100形(初代)編成表

【大阪メトロ】100形(初代)編成表

大阪市交通局で使用されていた、初代100形電車の編成表です。1933年に10編成が竣工しています。

2年後の1935年にはマイナーチェンジモデルともいえる200形へ移行しています。

形式紹介・諸元表はこちら

 

編成表

形式としては単一車両ですが、後に2連・3連と多重連結化をしていくにあたって、200形など後輩とその都度連結・解結を行っていたようです。

例えば[101]-[203]-[401]のような感じに連結しており、運用上は600形まで同じ車両として扱われていました。

 

所属車両基地:淀屋橋出張所
運用路線:御堂筋線

 編成名 竣工日  製造  備考・廃車日
 101 1933.5.15 川崎車輛 1969.8.15
1号車
101

 

 102 1933.5.15 川崎車輛 1969.8.15
1号車
102

 

 103 1933.5.15 川崎車輛 1969.8.15
1号車
103

 

 104 1933.5.15 川崎車輛 1969.8.15
1号車
104

 

 105 1933.5.15 田中車輌 保存車、大阪市指定文化財
1972.3.17
1号車
105

 

 106 1933.5.15 田中車輌 1969.8.30
1号車
106

 

 107 1933.5.15 日本車輌製造 1969.8.30
1号車
107

 

 108 1933.5.15 日本車輌製造 1969.8.30
1号車
108

 

 109 1933.5.15 汽車製造 1969.8.30
1号車
109

 

 110 1933.5.15 汽車製造 1969.8.30
1号車
110

 

 

 

淀屋橋出張所とは

淀屋橋出張所は、1933年の御堂筋線開業時に設けられた仮の車庫です。

両脇は営業線で、中線に仮設のピットを設けて小修理を行っていました。

本格的な車庫は我孫子検車場が出来るのを待たないとならず、当初は1940年頃に竣工させる計画でしたが、予算不足や戦争の影響で1960年にようやく完成。100形は、廃車までの僅か9年間だけ所属していました。

 

 

関連リンク

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