大阪府と大阪市、および堺市は、2022年3月28日付けで「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律（いわゆる国民保護法）」の第148条第1項の規定に基づき、Osaka Metro管理の地下108駅を国民保護法上の避難施設に指定したと発表しました。
対象駅
対象の駅は以下の通りです。
大阪府発表（6駅）
谷町線：大日、守口
中央線：長田、高井田
長堀鶴見緑地線：門真南
今里筋線：太子橋今市
大阪市発表（99駅）
御堂筋線：中津～あびこ間全駅
谷町線：太子橋今市～田辺間全駅、平野、喜連瓜破、出戸
四つ橋線：全駅
中央線：コスモスクエア、阿波座～深江橋間全駅
千日前線：全駅
堺筋線：天神橋筋六丁目～動物園前間全駅
長堀鶴見緑地線：大正～横堤間全駅
今里筋線：井高野～だいどう豊里間全駅、清水～今里間全駅
堺市発表（3駅）
御堂筋線：なかもず、新金岡、北花田
一部外される駅も
基本的には地下駅のみが対象で、中央線の大阪港駅など地上駅については対象から外されています。
またそれ以外にも、長堀鶴見緑地線の鶴見緑地駅や堺筋線の天下茶屋駅、谷町線の駒川中野駅や田辺駅についても外されてるようです。
これらの駅に共通するのは「地上に改札があり、地下まで中階がないこと」ですが、駅業務が安全な場所で行えないとの判断からなのでしょうか…。
関連リンク
実に80年ぶりの避難場所としての活用事例となります。（尚、当時は非合法でした）
参考文献
