大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)の旧我孫子検車場についての解説ページです。
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概要
所在地 | 大阪市住吉区杉本町57-1 (現:大阪市住吉区浅香1-4-101) |
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担当路線 | 御堂筋線・四つ橋線 |
最寄駅 | あびこ駅 |
開設日 | 1960年(昭和29年)7月 |
閉鎖日 | 1987年4月11日 |
敷地面積 | 113,995㎡ |
検査内容 | 全般検査、重要部検査、定期検査、車輪転削等 |
最大収容両数 | 347両 |
備考 | 阿倍野検車場から移転 我孫子検車場へ移転 |
大阪市営地下鉄の構想当初から計画されてきたのが、我孫子検車場です。
昭和11年頃には既に用地買収の目処をつけており、あとは地下鉄が伸びてくるだけ…という計画だったのですが、戦争の勃発や高架路線から地下路線への変更もあり、約25年遅れで竣工した悲願の検車場・車庫でした。
続く昭和37年3月には「我孫子車両工場」が完成。高速車両工場から機能を移転してスタートしました。
その後、御堂筋線の10両編成化に伴い用地の手狭さや、堺市からのラブコールもあって、1987年の御堂筋線なかもず延伸時に中百舌鳥検車場・緑木車両工場へと移転しました。
現在
移転後は「浅香中央公園」「浅香中央運動場」として再整備されています。
現地には当時大阪市交通局の車庫があったことを示す記念レリーフと、最終出庫電車である3011号車のナンバープレートが掲げられています。
また、隧道内を点検する作業員のブロンズ像も設置。
近くには桜が植えられており、春にはまるで桜を点検しているかのような姿を見ることが出来ます(笑)
所属車両編成表
1987年までの車両(100形~10系まで)が対象です。
範囲が冗長なので、ざっくりとした解説に留めておきます。