近未来的なフォルムで、登場前にも関わらず大きな話題となっている400系。
しかし前面部の車番が従来通りのフォント(貨車標記文字のローカライズ版)ということもあり、一部で残念がる声も聞こえてきます。
そこで、今日は当サイトが前面部の車番を今風に変更してみました。
DIN
相鉄で採用されている「DIN」を車番にしてみました。
DINは1930年にドイツで登場した書体ですが1990年頃から再注目されはじめ、日本では「ユニクロ」や「東京オリンピックロゴ」などに使用されてるなど、2020年代において(90年越しに)人気のフォントとなっています。
縦長でスタイリッシュなフォントが、400系の近未来感とマッチしていますね。なかなか良い感じ。
Frutiger
続いて、京阪で採用されている「Fritiger」を導入してみました。こちらもまあまあ悪くないデザインです。
Frutigerは、フランスのシャルル・ド・ゴール国際空港のサイン用に1970年代に登場した書体。アドリアン・フルティガーさんというデザイナーの名前からフォント名が採られています。
2000~2010年代まで比較的人気の書体でしたが、近年少しブームも落ち着いてきた印象です。
GOTHAM
大阪メトロ公式のロゴフォントとしても採用されている「GOTHAM」を導入してみました。
太字で見やすいのに、丸っこくで可愛い。相反する2つの要素を両立したフォントといえます。日本では三菱東京UFJ銀行が採用しており、DINと同じく、2020年代において人気の書体となっています。
ただ、車番として使ってみると一番微妙な感じ……
Futura
最後は「Futura」で描いてみました。最もモダンな印象を持っているように思います。
Futuraは、1923年に発表された書体で、来年で100周年を迎えます。それにも関わらず、オメガやドルガバ、ルイヴィトンなど名だたるメーカーに採用され続けている人気の書体です。
いかがでしたでしょうか。400系に最もハマるのは「DIN」かなぁと私は思いましたが、皆さんはどんな印象を持ったでしょうか。
残念ながら引き続き「貨車標記文字」が採用されましたが、今後何かの際にアップデートされると嬉しいですね。