2023年8月1日より、御堂筋線なんば駅の改札階内自由通路において、縦2m・横幅22mの「Namba one Vision」が稼働開始しました!
今年1月ごろから工事を行っており、半年近くの歳月をかけて完成しています。
大阪メトロにおける大型サイネージでの広告事業展開は、ギネスレコードを獲った2019年12月の「Umeda Metro Vision」以来となります。
概要
名称:「Namba one Vision」(なんばワンビジョン)
サイズ:縦 約2m、横幅 約22m
解像度:W3,840 x H2,160(4K)x3
フレームレート:30fps
ファイルフォーマット:mp4、wmv、JPEG、PNG、BMP、GIF
放映時間:5:00-24:00
広告販売開始:2023年9月~
4Kモニタを3つ横に並べた広告スポットのようですね。
現在は試験点灯の段階で、実際に広告が流れるのは9月からを予定しています。
テストの様子
「Namba one Vision」のテスト稼働の様子。デモンストレーション映像は4種類ほどが用意されており、それぞれが30秒ほどで切り替わっていました。
鮮やかで色彩豊かなノングレア液晶が非常に目立ちます。
美しい風景の他、ポップなデザインをイメージしたドット絵や…
黒地を活かしたどこかスマートなデザインも。
反対に、透明感ある真っ白なデザインも放映されていました。
音響設備はBOSE製のスピーカーが上部に4台設置されていますが、広告案内では「音響設備なし」となっています。特別な時だけ使うのでしょうか…?
分電盤にも「Namba one Vision」と書かれていました。ここだけ大阪市交通局っぽい…
唯一の難波地下通路
今回「Namba One Vision」が設置された御堂筋線の自由通路は、北の戎橋や、南の高島屋などが点在している難波界隈において、それらを繋ぐ唯一の地下通路です。
更に、北には名古屋・伊勢志摩方面から来る近鉄電車や、神戸三宮・甲子園から来る阪神電車、南に関西空港・高野山から来る南海電車とも繋がっており、通行人の数は圧倒的です。
9月から本格開始となりますが、最初はどの企業の広告が流れるのでしょか。楽しみですね。
関連リンク
参考文献
大阪メトロ アドエラ「駅デジタルサイネージ」