撮影:匿名希望様
2023年8月29日~31日にかけて、谷町線22系22655Fが緑木検車場から陸送搬出されました。
新20系の廃車は初めての事例となります。
輸送担当は毎度おなじみ山広運輸さんです。
搬出の様子
緑木検車場でスタンバイする22155号車。 撮影:Osaka-Subway.com
側面プレートがなくなり、方向幕が刻まれていることから廃車であることがわかります。 撮影:Osaka-Subway.com
撮影:超新型様
夜、緑木検車場から搬出される22155号車。大型なので出る時に苦労していたみたいです。
解体工場に到着した22655号車。隅には先に搬出された中央線20系の姿も… 撮影:もぐら様
最終日は900号車側の先頭車を搬出。本当にお疲れ様でした…
中央線24系として落成
22655Fは、1993年に中央線用の24605Fとして落成。
その後けいはんな線開業時の車両交換によって、2005年11月14日付けで谷町線にやってきました。
すなわち中央線時代で12年、谷町線時代で18年と谷町線時代の方が長い所属年数になります。
撮影:超新型様
22655Fは2023年8月21日に緑木検車場へ回送されていました。
元々谷町線22系の本数が過剰気味なところから動向が注目されていましたが、新20系シリーズ初の廃車となってしまいました。
1993年の落成以来、ちょうど30年で役目を終えたことになります。
新20系も廃車対象に
今回の22655Fの廃車をきっかけに、今後新20系の廃車も本格化しそうですね。
中央線から更新済みの24系(03・04編成)が谷町線へ転属する予定ですが、それに押し出される形で谷町線22系の未更新車のうち2-3本ほどがまた廃車となりそうです。
中央線からは全ての24系が転籍する為、形式消滅となります。
また以前お伝えしたように、2026年から21系180両の代替更新を示唆する文章が出てきており、谷町線22系・御堂筋線21系の廃車が今後進み出しそうですね。
新20系は登場から30年が経過し、大阪メトロの鉄道車両としてはぼちぼち引退時期に入り始める経年度合いです。
後釜として導入されるのは谷町線は30000A系ですか、御堂筋線は400系になるのでしょうか…?
搬出日程
8/29…22655、22155
8/30…22855、22355
8/31…22955,22255