撮影：新御堂筋様
2024年2月10日頃から、御堂筋線天王寺駅において、新型発車標の稼働が開始しました。
既に更新はかなり進んでおり、残る旧型発車標はあびこ駅のみとなっています。
今回天王寺駅へ設置された発車標は、空間の制約上かなり特殊なタイプとなっているようです。
ミニ・2段
撮影：新御堂筋様
まずは他と同じ一般型。オーソドックスな3段表示ですね。昭和町方に取り付けられているようです。
撮影：新御堂筋様
そして、今回新たに設置されたのがミニサイズの発車標ディスプレイです。
一見梅田駅1番線と同じように見えますが、横方向にサイズが広く確保されています。
同型のものは2番線の動物園前方にも取り付けられていました。 撮影：新御堂筋様
撮影：新御堂筋様
そして……今回初のお披露目となったのが、3番線動物園前方に取り付けられた「ミニ2段式発車標」です。
先程の2番線のものとついている場所は同じですが、2番線が原則的に天王寺始発の列車のみで列車接近表示が不要なのに対し、3番線はなかもず方から列車が来る事が多数なので、接近表示部分が追加されたものと思われます。
撮影：新御堂筋様
従来のものはこのように、行先表示だけの端末でした。
ここは乗り換え客が多数集結することもあり、大幅なサービスアップとなりましたね。
設置駅一覧
全20駅のうち、今回の天王寺駅への設置は17駅目、残る未設置駅は3駅となりました。2024年度中に全ての駅へ導入予定となっています。
このうち淀屋橋・西田辺では設置工事がスタートしており、旧型発車標が最後まで拝めるのはあびこ駅となりそうです。
【第5世代発車標設置済み駅】
江坂（2021.12）・東三国(2023.7)・西中島南方（2022.11）・中津（2023.10）・梅田（2023.7）・心斎橋（2022.12）・動物園前（2023.4）・長居（2023.10）・新金岡（2023.11）・なかもず（2023.11）・新大阪（2023.12）・北花田（2023.12）・昭和町（2023.12）・大国町（2024.1）・なんば（2024.1）・本町（2024.2）・天王寺（2024.2）・淀屋橋、西田辺（設置工事中）
【未設置駅】
あびこ
