レイルロード社より、好評である「大阪市交通局30系」シリーズの待望第二弾が出版されました。
前作は30系投入~万博までが主体でしたが、今作はそれからの各路線への転属情報、新30系の登場、そして谷町急行や車両廃止までを取り上げています。
中にはこんな逸話も記述されていて、大変興味深い資料となっています。
屋根上に露出したダクトカバーが真夏の日光により熱膨張・シール切れを起こし、雨漏りが発生しました。その後、改良を重ねましたが、廃車までこの不具合に悩まされることになりました。この雨漏りのため、大日検車場では大雨の時、冷房改造車を建屋の中に入れるという仕事ができました。ちなみに営業線は、八尾南構内を除いて全てトンネルの中です。
レイルロード 大阪市交通局30系Vol.2 ― 70p
なかもず延伸開通日が決まった頃、タクシーの運転手さんが、なんばかどこかでいっぱいやって千里中央行の電車に乗って、眠ってしまい、折り返して我孫子駅に着き、もう電車がなくて、千里までタクシーに乗ってくれるいいお客がたくさんあったのに、そういう、いい稼ぎが無くなってしまうと思うと…と嘆いていました。こんな影響もあるのですね
レイルロード 大阪市交通局30系Vol.2 ― 66p
第1弾と並べて。Vol.1は御堂筋線時代の30系でしたが、Vol.2は谷町線の30系。どちらも地上で撮られたものです
冷房が載っていたり方向幕が英字になっていたりと、30系も近代化していることがわかります
購入できる場所
このレイルロード社発刊の「大阪市交通局30系 Vol.2」は、大阪だとなんばCITYにある旭屋書店で購入出来ます∠( 'ω')/
— Osaka-Subway.comは14周年 (@OsakaSubwaycom) July 23, 2016
紀伊國屋書店梅田本店でも購入出来ます∠( 'ω')/
— 第三軌条 (@ThirdRail_2605) July 23, 2016
大阪だと、南海なんば駅下にあるなんばCITY 旭屋書店と、梅田の紀伊國屋書店梅田本店にあるようです。
私はなんばCITY 旭屋書店で購入しましたが、なんとこの時は鉄道書籍の売り上げランキングで30系が1位でした…!!人気なんですねえ
おお…大阪市営30系の本が鉄道書籍コーナーで一番人気…!(╯⊙ ω ⊙╰ ) pic.twitter.com/1ZEk3YLiQt
— Osaka-Subway.comは14周年 (@OsakaSubwaycom) July 23, 2016
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Photo,Writer :Series207 2016/08/01