撮影:ももやまだい様
2017年9月14日、御堂筋線用21611Fがリフレッシュ更新を受けると共に、試運転を行いました。
以前ご紹介した「21系のLCDディスプレイが大型化?」の記事の通り、今回の編成より車内のLCDディスプレイが横長に大型化されているようです。
また外観上の差異として、前面連結器が森之宮型へと更新されています。
大型化されたLCD
今回のリニューアルで特筆すべき点は、この横長の大型LCDの採用です。 撮影:ももやまだい様
1 案件名称 高速車両(21 系)車内案内表示大画面化に伴う車内案内表示用補助電源装置製造
2 契約の相手方 株式会社交通電業社
3 随意契約理由 平成2年から平成9年にかけて大量導入された新20系車両に対し実施する中間更新※1に併せ、 車内リフレッシュ化※2、車内案内表示大画面化※3 を実施する。この車内リフレッシュ化、車内案内表示大画面化として、行先や次駅を日本語、英語、韓国語、中国語の4か国語で表示、駅施設情 報、次駅ドア開き情報等、局事業や動画広告、ニュースなどのリアルタイムデータの表示が可能な LCD(液晶)式車内案内表示器及び聴覚障がい者の方へ扉の開閉場所をわかりやすく表示する扉 開閉予告灯の設置を行う。
出典:http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/library/ct/zuikeikekka/kk-kekka201703buppin-2.pdf
この通り、デュアルモニタ化ではなく横長大型化が施工されたようですね。
モニタの大型化・デュアルモニタ化は30000系でも進んでおり、これからのリニューアル施工車は全てこのタイプになるものと思われます。
また、同じく現在車両をリフレッシュ更新している谷町線などの他路線へもこの仕様が波及するのか、注目されます。
車内については印象的なサラミ床はそのままなものの、緑色の扉はやや薄色化しているようです。 撮影:ももやまだい様
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記事作成:Series207
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写真:ももやまだい 御堂筋線ファンのプロフェッショナル。Osaka-Subway.comに写真提供並びに専門的知識において協力頂いています。 |
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Photo,Writer : Series207 2017/09/19