大阪シティバス(元大阪市バス)の車体色はグリーンのカラー、もしくはブルー(水色)のカラーでおなじみですが、何故この色が制定されたのか、その理由を御存知の方はあまり多くないと思います。
当たり前過ぎてもはや気にもとめないかもしれませんが、車体色にこの2タイプが採用されたのにはちゃんと理由があります。
市内に緑を
「市内に緑を」を合言葉に、大阪の街を縦横無尽に駆け巡るバスを爽やかに演出しようと1979年に採用されたのがきっかけです。
ちなみにそれまではゼブラバスと呼ばれる、濃緑に赤色のライン、白のゼブラ模様が入ったバスが運行されていました。
歴史を振り返ると、大阪市バスのカラーは登場当初の木製のバス、その後銀バスに至り、ゼブラバスを経て今日に至っています。
ブルーは?
また、CNGタイプの低公害バスは水色が採用されていますが、こちらは排ガスが少ない=「澄み切った空」をイメージしたものなのだそうです。
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参考文献:『ノッテオリテ Vol.0』(2009年3月25日、大阪市交通局)
Photo,Writer : Osaka-Subway.com 2018/04/30