先日「旧布施三ノ瀬操車場など3つの土地が売却公示…資料から見えたその歴史が面白い」でもチラッと書きましたが、2013年に廃止され売却が公示されている布施三ノ瀬操車場へ、2015年2月最終週に足を運んできました。
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「布施三ノ瀬」- バス停を訪ねて
布施三ノ瀬操車場とは?
当時、大阪府東大阪市岸田堂北町8番にあった、大阪市バスの操車場です。
その歴史はかなり古く、昭和15年6月から市バス車庫として使用され、大阪市バスネットワークの東端拠点として活用されてきました。
しかしながら、近年はあべの橋~布施三ノ瀬間を走る12号系統が行き来するのみで、橋下政権下での合理化から平成25年3月に使用停止されました。
かつてはバス停が集められたこの地ですが…
布施三ノ瀬操車場。門が閉められています。1940年からずっとこの地に存在し続けてきました。
住所と共に「売却物件」の大きな文字が。
建物の中。かつては廃止されたバス停が並んでいましたが、現在は何もなくガランとしています。
廃止直後の布施三ノ瀬操車場の様子。2013年3月に廃止された赤バスの停留所が集められていました。
現在の旧布施三ノ瀬バス停の様子。かつては12号系統が走ったこの地も、現在は布施駅前発着に変更されています。
いかがでしたでしょうか。
この旧布施三ノ瀬操車場も売却が決まればもののすぐ姿を消します。記録はお早めにどうぞ。
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Photo: Series207
Writer: Series207 2015/03/02