大阪に住んでいると割と当たり前な認識なんですが、御堂筋線って大阪では圧倒的に利便性が高い路線です。
東京でいうと山手線のような便利さがあります。営業係数も山手線を抜く程の超優良路線です。
今日は大阪外に住まれる方へ向けて、御堂筋線の利便性のよさを力説してみます。笑
①新大阪・梅田・ミナミ・天王寺が乗り換えなしでいける
御堂筋線は利用頻度が高い大阪の街がズラりと並んでいます。
元々、御堂筋線は昭和6年の時点で梅田・ミナミ(心斎橋+難波)・天王寺を結ぶ路線として計画されていて、当初の計画通りに路線を通したのでめちゃくちゃ利便性が高いです。
更に、新幹線が開業するときに新大阪駅を設置することになって、ますます利便性が向上しました。
②圧倒的に本数が多い
天王寺~中津の都市部では3〜4分に1本、それ以外の場所でも8分に1本やってきます。
他の路線だと10分に1本だったり、地下鉄以外のたとえばJR阪和線なんかは15分に1本だったり大阪市内とは思えない本数でやってきたりします。
また、全列車が各駅停車なので、新大阪〜天王寺であればどこでも3〜4分に1本の割合で、待たずに乗れるのもいいですね。
例えば、様々な種別が走る京阪だと、淀屋橋〜寝屋川市を行くのに7分待たないといけないような場面もあります。
③長時間歩かずとも街の中心に出られる
一番最初に掘られた地下鉄なので、基本的に街の中心部にドカっと居座っていて利便性が良いのが御堂筋線。
例えば、西日本最大の繁華街である梅田なら、北はヨドバシカメラ直結、グランフロントも近いですし、南は阪神梅田、阪急百貨店がスグそこにあります。
これが谷町線の東梅田・四つ橋線の西梅田ではそうはいきません。どちらも梅田の中心部とは少しズレた南側に存在します。
谷町線は南東側に位置、四つ橋線は南西側に位置、どちらもJR大阪駅まで到達していない位置にあります。
難波も同じで、北側は近鉄・阪神との乗換えが近く、著名なグリコの看板がある道頓堀などの”ミナミ”と呼ばれる繁華街へ直結していますし、南側は南海電車やなんばパークス、吉本新喜劇のなんばグランド花月が近かったりなどなど、やはりこちらも中心部に位置しています。
家賃相場は?
こんなに便利な御堂筋線ですが、やはりこれだけ利便性が高いと家賃が高いのではないでしょうか。
そう思って、ワンルームあたりの相場を調べてみました。
出典:http://www.homes.co.jp/chintai/osaka/osakashieimidosuji-line/price/
2015年11月5日時点では、淀屋橋が最も高く、あびこが最も低いのがわかります。
大阪市内かつ安価に収めるなら、あびこ・長居・西田辺・昭和町あたりが良さげですね
その他、2LDKや3LDKなどでは長居や北花田に軍配が上がってくるのですが、いずれにしてもあびこ周辺だと安価に暮らせ、電車のストレスを受けずに生活できそうです。
ちなみに、御堂筋線とよく比較される大阪環状線は、5万円を切る物件が見当たりませんでした。
御堂筋線のデメリット
JRと比べると、運賃が高いのが唯一のデメリットでしょうか。以下に表をまとめてみました。
御堂筋線 | JR | |
梅田~天王寺 | 280円 (15分) |
160円 (21分) |
天王寺~長居 | 240円 (6分) |
160円 (10分) |
梅田~新大阪 | 240円 (7分) |
160円 (3分) |
競合する3区間を並べてみましたが、ご覧のようにどの区間でも運賃は高いですね。
梅田〜新大阪に至っては、運賃も高く所要時間も長いという状況。笑
ただ、御堂筋線は梅田以南から新大阪に出るには1本で出れるのが大事なので、区間だけで見るほどデメリットとも思えません。
まとめ
というわけで、御堂筋線の利便性について熱く語ってみました。笑
あと2ヶ月ほどで新生活の始まる方も多いはず。大阪で暮らすのなら、御堂筋線沿線がオススメですよ!
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Photo,Writer : Series207 2015/10/19