8月17日に大阪市営地下鉄の新民営化会社、「大阪市高速電気軌道株式会社」のCI事業者を決定するプレゼンが行われ、8月29日にJR東日本企画 関西支社に決定した、との発表がありました。
参考リンク:http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/library/ct/nyuusatsu/denkikidou_anken/20170703_CI/kekka.pdf
今回のプレゼンテーションに応募したのは全8社で、360点満点中、評価点288点を獲得しての結果となりました。
「大阪市交通局とJR東日本とは予想外のマッチング」…との評が多いですが、同じ鉄道畑の広告会社だけに適しているのではないか…と個人的には思います。
2つの企業について
大阪市高速電気軌道は、当サイトで何度もご案内している通り、2018年4月より運営を開始する大阪市営地下鉄・ニュートラムの新しい運営事業体で、大阪市が100%出資しています。
一方JR東日本企画は、「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」や「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」などの映画コンテンツや、「山手線ジャックトレイン」などの鉄道系広告などを扱う会社です。
愛称やロゴ、カラーまで…
今回のJR東日本企画は、皆さんが注目されている新愛称の他、コーポレートカラー、コーポレートスローガン、ロゴデザインなどのCI(コーポレートアイデンティティ)を一挙に引き受けることになります。
CI戦略というのはとても重要で、2008年に新CIを取り入れた京阪電鉄はその成果が実り、2017年のブランド力調査において私鉄第2位にまで上り詰めています。
正式な契約締結は9月上旬に行うとのこと。果たして新愛称名は「大阪サブウェイ」か「大阪メトロ」か、はたまた全く違ったものになるのか…注目です。
コーポレートアイデンティティ とは
企業の理念やビジョンなど、固有の特性や独自性を、統一されたイメージやデザイン、わかりやすいメッセージで内外に発信し共有することで、企業の存在価値を高めていくための戦略をいう。
(名前やマークを見聞きしただけで「この会社だ」と認識してもらうための戦略であり、数多くある企業や同業他社の中で、埋もれずに、個別の企業としての認知と共に企業イメージの向上や定着を目的とする。)出典:http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kotsu/0000404760.html
選考を担当された識者
加藤 司 大阪商業大学商学科 教授
山野 千枝 (株)千年治商店 代表取締役
山納 洋 大阪ガス(株) 地域創造部門近畿圏部ソーシャルデザイン室都市 魅力研究室長
出典:http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/library/ct/nyuusatsu/denkikidou_anken/20170703_CI/kekka.pdf
今回の契約内容
(1)ネーミング開発
社名(英語表記のみ)
愛称(英語表記を含む)(2)メッセージ開発
コーポレートスローガン(3)デザイン開発
コーポレートカラー
社名、愛称及びコーポレートスローガンの字体(社名、愛称は日本語及び英語表記)
ロゴ等(4)アプリケーションデザイン開発
名刺、封筒、紙袋
地下鉄車両用シンボル
駅舎等サイン用シンボル など(5)記念セレモニー等の企画・実施
出典:http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kotsu/0000404760.html
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Photo,Writer : Series207 2017/08/30