ニュートラムで使用される200系は、2016年から投入が始まった3代目ニュートラムブラザーズの車両です。
伝統のニュートラムマークを初めて前面に大きく掲示した車両だったのですが、もっとも新しい11・12Fでは、どういう理由かニュートラムマークが外されています。
比較
2016年に投入された初期組の最後発である200-07F(赤色)には、車両前面にニュートラムマークが印刷されているのがわかります
ところが2017年投入組の12Fは、ご覧のようにニュートラムマークがなく、どこか寂しいデザインとなっています。
2つの車両の前面部拡大。やはりありませんね
同じく、ライトグリーンの11Fについてもマークがありませんでした
民営化でマークが使用されなくなる?
何故急にマーク掲出がなくなったのか…これについての交通局からのアナウンスはありませんが、2018年4月から始まる大阪市交通局の民営化によって、ニュートラムマークを使用しなくなるからなのではないか…というのがOsaka-Subway.comの憶測です。
1933年より使用している大阪市交通局を表す「マルコマーク」は2017年に投入された30000系から、大阪市バスに掲出されている大阪市の市章である「澪つくし」は徐々に外されているなどから、これらの使用停止はほぼ確実と見られています。
このことから、ニュートラムマークについても民営化後に使用停止になる可能性があります。
その他、近年サインシステムにおいて「ニュートラム」と案内されていたのが「南港ポートタウン線」へと切り替わったり、反対に全体路線図においては「南港ポートタウン線」→「ニュートラム」へ切り替わったりと、呼称についてやや混乱が見られています。
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この記事の著作者、撮影者
Photo:Series207,Writer :Series207 2018/1/22