先日、大阪の鉄道書籍が集まる旭屋書店 なんば店にて、立命館大学鉄道研究会 ポイントを購入してきました。
あまりこういった類のものは買わないのですが、なんと大阪市交通局が特集だったので、衝動買いに近い形で購入です。笑
面白い考察
鉄道研究部の書籍って買ったことがなかったので、どんな内容なのかなーとパラパラめくってみましたが、第3章第5節にある今里筋線は平行バスからどれほど乗客を奪えたのか?という考察はなかなか面白いものでした。
今里筋線が開業したのは2006年12月24日であるが、大阪市交通局はこの2006年度以降の、路線・系統別の詳細な営業成績を公開している。今回はそれを利用して、今里筋線の開業に伴う、その路線上を走るバス路線の状況の変化を参考に、バスと地下鉄が同じ所を走るとはどういうことかを考察していく。
出典:立命館大学鉄道研究会 ポイント No.48 第5節 82p
誌の巻末にある雑記「ざっくらばん」は、いかにも学生の悪ノリ的なページで見ていてほほえましかったです。笑
車両概要説明などはちょっと浅い印象で物足りなく、30000系の紹介が僅か4行程度にとどめられているのが残念でした
多分、このあたりはやっぱりなにわの地下鉄の方が詳しく記載されている印象です。
内容
【第一部】
特集:大阪市交通局
第0章 はじめに
第1章 公営交通・大阪市交通局の概要
第2章 技術面から大阪市交通局を考える
第3章 経営的視点から見る大阪市交通局
第4章 政治的視点から見る大阪市交通局
第5章 路線面から見る大阪市交通局
第6章 大阪市交通局の未来への展望
第7章 研究結論【第二部】
・京阪電鉄旧3000系特急車について
・てっけんサミット2013開催レポート~鉄研からつながる世界~【巻末資料】
・当会の概要、平成25年度活動報告
・会内誌発行状況、特別活動報告、会員名簿
・ざっくらばん
・編集後記ー立命館大学鉄道研究会 ポイント No.48
鉄道研究部の特集としては、他にも大阪産業大学鉄道研究部が「いこま46号 特集 北大阪急行・大阪市営地下鉄御堂筋線」として発行しています。
こちらはなんと、私のWebサイトも参考文献として取り上げて頂いていて、大変嬉しく思います:))
書籍発行やWebコンテンツ作成を考えておられる方で、「私の写真や文章を出典として使いたい」と考えておられる方、出典の明記さえちゃんとして頂ければ報告不要で使用可能なので、是非とも使ってくださいね
-ご案内-
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Writer:Series207 2016/4/07