【速報】2025年度までに全駅へホーム柵設置へ…投資額560億円へと倍増

【速報】2025年度までに全駅へホーム柵設置へ…投資額560億円へと倍増

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Osaka Metroは、新たに策定した「Osaka Metro Group 2018-2025年度 中期経営計画」において、ホーム柵(ホームドア)の全駅への設置を2025年度までに行う事を発表しました。

これまでは2024年度までに御堂筋線・中央線全駅や、堺筋線堺筋本町・谷町線東梅田の他、四つ橋線西梅田駅など一部への設置を計画していましたが、今回の修正で投資額を250億円→560億円へと倍増させ、谷町線(26駅)、四つ橋線(11駅)、堺筋線(10駅)に対応させるようです。

情報提供:宮川友仁様

 

車両側は間に合うか?

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Osaka Metro(大阪メトロ)のホームドアは、現在ニュートラム・今里筋線・長堀鶴見緑地線・千日前線の4路線全駅で完全に取り付け済、御堂筋線の心斎橋・天王寺の2駅で取り付け済みとなっています。

ホームドア設置には莫大な費用と、ホームドアの重さに耐えうるホーム側の準備工事、また設置に伴って伸びる所要時間が課題とされています。

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現状、全駅に設置している4路線についてはTASCと呼ばれる定点停止装置かATOと呼ばれる自動列車運転装置がついていますが、2駅のみ設置の御堂筋線については運転士さんの神業ともいえるテクニックに頼っており、かなり負担が大きい状態です。

今回のホーム柵設置は車両側の改造が間に合うのか微妙なところで、千日前線25系の車両改造も17編成の改造を4年かけて行っている(但しATO化も含む)ことから、結局運転士さんの神業に頼り、心理的な負担を増やす事になってしまうのか、少し心配しています。

 

参考資料

「Osaka Metro Group2018-2025年度 中期経営計画」

 

関連リンク

【速報】ホームドアを御堂筋線・中央線全駅に完全設置へ…2024年度までに

前回計画時の記事です。この時点では御堂筋線・中央線のみでした。




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