大阪メトロは、4月11日から実施してきた週末の減便ダイヤでの運行を、5月16日の土曜日から取りやめることを発表しました。通常ダイヤでの運行は1ヶ月ぶりになります。
これまで不要不急外出の自粛を促す目的で2割の減便ダイヤを実施してきましたが、GW以降は乗客の利用が増加傾向(に伴う車内が混雑する危険性)にあること、また休業要請が緩和されつつある現状を鑑みてとのことです。
減便ダイヤの振り返り
前代未聞の減便ダイヤとなった4月11日は、直通運転する中央線・堺筋線を除く7路線で実施されました。
最大20分待ちになる区間があった今里筋線などを中心に減便を行った結果、減便実施前の4月4日には乗車人員が81.4万人だったのが、実施後11日には48.6万人、12日には31.5万人にまで減少。
追って中央線・堺筋線の減便も実施された翌週18日には42.5万人、19日には28.3万人にまで減少しました。
その中でも中央線の減便は徹底したもので、データイム全時間において均一15分間隔化(生駒行き全列車の削減)というものでした。
関連リンク