かねてからお伝えしている通り、2018年4月1日より大阪市営地下鉄は新たに「Osaka Metro」として運行をスタートしました!法人としては大阪市高速電気軌道株式会社としてスタートを切ることとなりました。
公営地下鉄の民営化は全国でも初めてですが、大阪市が100%株式を保有する形のちょっと特殊な形態となっています。
公営企業でなくなることで、例えば私鉄と同じように無条件での随意契約が可能になったり、従来禁じられていた異業種への進出が可能となりました。
随意契約が可能になると、例えば鉄道趣味面からすればこれまでは公募入札であったのが、今後は特定メーカーでの車両製造などが可能となります(京阪なら川崎重工、南海なら総合車両製作所のようなイメージ)
事業規模としては人員・収益ともに関西最大(輸送人員:8億9700万人、営業利益:1585億円)の鉄道会社となり、JR西日本に次いで2位となりました。
歴史的な今日の日ですが、Osaka-Subway.comでは逐一その動きをお伝えしてまいります。
(その他、私以外の方が書かれているOsaka Metroの話題はこちらもご参照ください)
始発駅で記念列車出発
各路線の始発駅では管区駅長の「出発進行!」の掛け声のもと、それぞれで出発式が行われたようです。私は大正駅にて撮影していましたが、ここでも同様に行われていました。
今日のイベントの予定
撮影:もぐら様
今日の予定としては、ゴールドカラーの200-14Fによる記念式典が行われます。
他私鉄と同様に不動産・流通事業で収益獲得へ
先述しましたが、公営企業の枷を外れることで今後、Osaka Metroを運営する大阪市高速電気軌道株式会社では、今後流通・不動産事業を設立し、JR九州のような多角化事業を標榜としていくそうです。
在阪4社の鉄道企業は、南海電鉄以外のすべての企業において本業である鉄道事業以外での収益がメインとなっており、大阪市高速電気軌道株式会社としても同様の形態にシフトしていくものと見られます。
新社長にはパナソニック元専務の河合英明氏を起用、昨年度までの塩谷交通局長は副社長となります。その他、不動産部門にはオリックスが、経理には関西電力から人材を招聘するなど、大阪財界を巻き込んだものとなりました。
大阪市営地下鉄が4月に民営化して移行する大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は流通・不動産事業を拡大する。駅構内や地下街で物販・飲食の店舗の直営に参入するほか、保育施設なども入居させる。大阪市内に点在する不動産の再開発も視野に入れる。売上高の9割強を鉄道で稼ぐが、人口減で利用が減るため、関連事業の比率を10年で現在の2倍強の15%に引き上げる計画だ。
出典:『大阪メトロ、流通・不動産を拡大 店舗直営・保育も』2018/3/29 2:00、日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28708380Y8A320C1LKA000/
きっぷの券面から「にゃんばろう」が消える
エンジョイエコカードなど、自動券売機から出される汎用カードからはにゃんばろうが消滅していました。
また、きっぷは「大阪地下鉄」表記に。こちらはまだスルットちゃんが採用中…
これまで(4/1)
これまで(~3/31)
関連リンク
Photo,Writer : Osaka-Subway.com 2018/4/01