先日、森ノ宮駅の顔認証改札機がアップデートされたことをお伝えしましたが、どうもこの流れは他駅へも拡大しているようです。
近未来なデザインで話題になった高見沢サイバネティックス製の大国町駅、及び日本信号製の動物園前駅の顔認証式自動改札機についても変化が見られます。
大国町
真っ黒い筐体、青色LEDライトで構成された高見沢サイバネティックス製の顔認証改札が設置された大国町駅。
パっと見ではわかりにくいですが、やや変化がありました。
まず左側にはこのような青いボタンと「OK」のサインが。
そして右側には、今回の改修で最も目を引いた「こちらを見て下さい」の液晶画面が設置されています。
そしてこの液晶、なんと大阪メトロ全線のマップを模したデザインになってるんです!超かっこいい!!!
撮影している最中に顔認証されてしまったのですが、ダメな場合は「認証できません」と赤色に光るようでした。
もう一点、こちらはQRコード用の補助灯なのか、白色LEDが4箇所に追加されていました。
高見沢サイバネティックス社のリリースによると、以下の部分が変更されたとしています。
・よりスムーズなウォークスルー実現のため、ゲート扉を2枚から4枚に変更
・デザイン性を重視しつつ、ゲート本体と顔認証カメラ及び表示部を一体化
・ライトの増設など、設置環境を考慮した認証システムの構築
尚、この端末は8月8日から設置されているようです。
動物園前
動物園前駅のものも変化があります。ここは日本信号製です。
これまでのものと比較して随分「らしい」ものになっています。
今回設置された改札。オーソドックスな普通の改札機に、顔認証用のカメラ部分がついた…というスタイルです。
これまで試験されていたものはかなりコンパクトなタイプで、左側の水色の筐体の奥で収まってしまうほどでした。
新たに設置された改札機。入場可能を示すのは青色のLEDライトです。
これまでのタイプでは、矢印と進入禁止マークでそれを表していました。
顔認証用のカメラ下にはオーソドックスで小さな液晶モニタを設置。
これまでのものは「カメラだけ」でした。
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