【大阪交通労働組合】大交会館、解体中。跡地は13階建ての東横インへ

【大阪交通労働組合】大交会館、解体中。跡地は13階建ての東横インへ

大阪交通労働組合の本拠地であった、境川MTビルが9月から解体中です。跡地は13階建ての東横インとなるようです。

現在の本拠地は九条MTビル6階に移っており、関連団体である大阪公共交通研究所、大阪交通ライフサポートセンター(LSC)、大阪交通福祉共済組合(2階)、大阪交通退職者協議会なども同じフロアへと移転しているようです。

 

「ふれあいステーション」を配布している団体

10月22日現在の様子。かつては4階建てのビル(境川MTビル)がありましたが、解体はあっという間ですね。

 

大阪交通労働組合って何?」と思われる方も多いと思いますが、大阪市交通局→大阪メトロ関係の労働組合です。

地下鉄関係の文献としても重要な広報誌「ふれあいステーション」を配布している団体…というとわかりやすいでしょうか。

 

 

ちなみに大交会館は、第三者が調査した「大阪市政における違法行為等に関する調査報告」において

・地代の相場に比して著しく安い
・現行地代の算出プロセスにおいて、実態と異なる事情が加味されている
・旧大交会館の移転補償として現大交会館が借地権付建物として交付されているが、旧大交会館の価格評価が過大になされている疑いが残る
・大交が1951年以来、地代優遇を受けたことによる利得の総額は約 1.8億円~約 3.6 億円に上る

交通局は大交との協議の中で、長年にわたって様々な妥協、譲歩を繰り返す中で、法律上強く保護を受ける権利を、必要な手続きを経ずに、ずるずると許容していくことにより、大交に賃料差額として高額な利得を得させ、さらに借地権放棄額として約 1.66 億円の補償まで認めるに至った。恩恵的に使用収益を認めた上で、更に財産補償まで行い、二重取りと言われても仕方ないような管理状況であり、市民の貴重な財産を預かり管理するという意識が希薄であると言わざるを得ない。

という評価が下されています。

今回の解体劇と何らの関係があるのでしょうか…?

 

 

掲示された建築計画のお知らせ。確かにこの地は京セラドーム大阪にも近く、野球やライブなど、遠征組の受け皿となりそうですね。

東横インの工事着工予定は2021年5月から、完了予定は2022年10月31日となっています。建築物の名称は「大阪ドーム前ビル」となるようです。

 

大阪交通労働組合の事務所は、1952年に現在のフォレオ 大阪ドームシティの場所に建設されたのを発端とします。

その後1991年11月に境川MTビルが竣工した後、フォレオ建設の再開発で2004年にこの位置へ移転しています。

近年は雨漏り、電気系統の故障などが相次いでいたそうです。

 

関連リンク

【コラム】幻の大阪市交通局博物館構想「交通記念館・大阪乗り物おもちゃ箱」について調べてみた

 

参考文献

「大交」 1875号(2018年10月15日)

 



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