以前お伝えしていましたが、大阪シティバスは住之江営業所に燃料電池バス1台を導入し、大阪では初となる燃料電池車による路線バスとして営業を開始することになりました。
デザインはなんと三菱UFJ銀行(MUFG)カラーですが、これは株式会社三菱UFJフィナンシャルグループから寄付を受けたことによるものです。
デビュー日は3月25日とのことです。
1月に目撃
「燃料電池バス導入促進事業費補助金」を受けて1月中旬ごろにお目見え。
当サイトでもその動向をお伝えしてきましたが、ラッピングを前提とした真っ白いカラーでした。
燃料電池バスは搭載した水素タンクの水素と酸素との化学反応を起こして発電、その電力で走るバスです。エンジンが静かなのもさるながら、発電機としての機能もあるので災害時の非常用電源としても期待できます。
駆動には水素が必要なことから、その補給が容易であり、かつ万博輸送を見据えて住之江営業所に配備されたものみられます。
バスの仕様
全長 | 10,525mm |
---|---|
全幅 | 2,490mm |
全高 | 3,350mm |
最大出力 | 113kWx2 (154PSx2) |
最大トルク | 335N・mx2 |
定員76人 | (内着席23名、運転士1名) |
関連リンク
参考文献
1) 大阪シティバス『大阪府内初 路線バスで燃料電池バスの運行を開始!』