御堂筋線にホームドア設置が完了したことで、2000年頃から車両間に取り付けられていた転落防止用の幌が4月下旬ごろから撤去され始めています。
正式名称は連結面間転落防止装置というそうで、大阪市と近畿車輛名義で特許も取得されています。
綺麗さっぱり
これまで取り付けられていた転落防止幌。
1998年12月に21系12編成へ設置試験が行われたのが嚆矢で、2000年頃から本格的に採用されていきました。
約20年間にわたって安全を守ってきた、影の功労者です。
そしてこちらが撤去後の様子。
尚、幌取り付け用の治具と思わしき部分はそのまま残されていました。
上部から幌のあり/なしを比較。違いがおわかりになるかと思います。
尚、現在のところ全車両が撤去されているわけではないようで、確認できた中では21系の中間車両が対象となっているようでした。
今年度中に全廃予定の10A系にはそのまま存置されていた他、30000系でも動きはありませんでした
関連リンク
参考文献
なにわの地下鉄「車両|21系」
tokkyoj.com「車両連結面間転落防止装置」