今年度の移動円滑化取組計画書より、新型車両400系の導入スケジュールが明らかとなっています。
年10本のボーナスタイム
資料によると、新型車両の導入は
・2022年度に中央線12列車
・2023年度に中央線10列車
・2024年度に中央線10列車
・2025年度に中央線1列車
とされています。
既報の通り、30000A系の導入は今年度で10列車が予定されていることから、これを差し引いた残りの本数は400系であることがわかります。
この前提を基に400系だけにしてもう一度書き直すと、
・2022年度に中央線2列車
・2023年度に中央線10列車
・2024年度に中央線10列車
・2025年度に中央線1列車=合計23列車
となり、今年度は2本が導入されると読み替えることが出来ます。
また2023年度からは現在の30000A系と同じく、年間10本のペースで400系が製造されるようです。
400系は日立製作所での製造が明らかになっていますが、今年度(~2023年3月末まで)に2列車が製造されるとすると、時期的にもまもなく船便に載せられてやってくる400系の目撃情報が上がってくるかもしれません。
阪急や大阪モノレールなど日立製作所で製造されて関西にやってくる車両は、全てが船便での輸送となっています。
…それにしても、今年度から2024年度まで毎年10編成の新型車両が上がってくるのは我ら趣味者にとってはまさにボーナスタイムで、嬉しい悲鳴となりそうですね。
20系や24系の撤退もあっという間に進んでいくものとみられます。
関連リンク
参考文献
- 大阪市高速電気軌道「移動等円滑化取組計画書」2022年6月10日
- 大阪市高速電気軌道「新型車両400系と新造車両30000A系を中央線に導入します」、2021年12月9日