【速報】中央線に新接近・発車メロディを2024年より導入へ

【速報】中央線に新接近・発車メロディを2024年より導入へ

大阪メトロは、2025年に開催される大阪・関西万博にあわせて、新しい接近メロディ・発車メロディを中央線に導入すると発表しました!!!

導入時期は2024年下半期からで、万博後もこのメロディを残すとのことです!!

 

Osaka Metro は、2025年の大阪・関西万博開催に向け、Osaka Metro 中央線の列車接近メロディと発車メロディを制作します。
現在、Osaka Metro(長堀鶴見緑地線、ニュートラムを除く)で使用している列車接近メロディは1989年から、発車メロディは1990年から順次各路線に導入したもので、以来、今回が初めての変更です。
Osaka Metro 中央線は、夢洲地区で開催される万博会場へ直接乗り入れる唯一の鉄道アクセスルートであり、万博開催期間中は多くのお客さまのご利用が予想されます。万博会場へ向かうお客さまにワクワクしていただけるメロディを導入することで大阪・関西万博を盛り上げるとともに、万博後もレガシーとして後世に残します。
制作には、音環境分野の専門家やお客さま等のご意見を取り入れながら、すべての人に聞きやすいオリジナルのメロディを目指します。

出典:Osaka Metro 1)

 

イヤッッホォォォオオォオウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

(情報提供:宮川 友仁様)

 

現行のものは…

現在使用されている汎用メロディは、長堀鶴見緑地線を除いた大阪メトロ7路線で用いられているものです。

1989年にまず北・西行き(上り、2番線)の接近チャイムから制作されたこのメロディは、中央線・御堂筋線・千日前線・堺筋線を皮切りに順次設置されていきました。

続いて発車メロディーも制作されて1993年に堺筋線から導入がスタートし、四つ橋線・御堂筋線…と順次設置されたのですが、中央線へ導入されたのは最も遅い2007年からでした。

すなわち、中央線の発車メロディが切り替わるのは17年ぶりということになります。

【参考:発メロ採用の歴史】

・鶴見緑地線:1990年3月(開業時より)
・堺筋線:1993年3月4日
・四つ橋線:1995年中
・御堂筋線:1999年12月10日
・谷町線:2004年8月28日
・今里筋線:2006年12月24日(開業時より)
・中央線:2007年1月10日(本町・堺筋本町・谷町四丁目・森ノ宮・長田)
2007年1月12日(コスモスクエア・大阪港・阿波座)
2007年3月24日(残りの全駅)

尚、変更される新しいメロディの詳細はまだ明らかになっていません。

ちなみに、現在使用されているメロディは、以下のようなコンセプトで作られました。

・素人でも区別しやすく、他の情報音と調和するもの
・多くの人が良くないと感じる音は採用しない
・駆け込み乗車防止の為、長さは5秒で統一する
・音環境のアメニティに貢献できるもの

今回も、このモットーに則ったメロディ作りが行なわれるのでしょうか…?

 

博覧会恒例?

実は長堀鶴見緑地線へだけ現在導入されている接近メロディ・発車メロディーも、元々は1990年の花博にあわせたものでした。

鶴見緑地で「EXPO 90’ 花と緑の博覧会」が行われた時代の鶴見緑地線(当時は長堀がついていませんでした)は、当時最新鋭の「リニアで走る、自動制御された地下鉄」という近未来なイメージを持った路線でした。

世界中から来客があるであろう鶴見緑地線にふさわしいようなメロディを…ということがきっかけで、専用メロディを導入したのがはじまりです。

 

いや~新しいメロディ、めちゃくちゃ楽しみですね!!2024年下半期を座して待ちましょう!

 

 

関連リンク

【長編コラム】Osaka Metroの接近メロディの謎…いつから採用?誰が作曲した?歌詞がある?

【長編コラム】Osaka Metroの発車メロディに隠された謎解き……いつから採用?同時鳴動で鳥肌?

参考文献

  1. Osaka Metro「大阪・関西万博を契機に中央線の列車接近メロディと発車メロディを制作します



書いた本



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