今から23年前の1997年(平成9年)8月29日。
この日は長堀鶴見緑地線(7号線)の大正~心斎橋・鶴見緑地~門真南が開業し、長堀鶴見緑地線が全線開業した記念日です。
個性的な長堀鶴見緑地線
長堀鶴見緑地線の計画自体は1983年に決定した「花と緑の博覧会」に併せて、元々計画があった「京阪と学研都市線の間、野江・交野周辺を通り、谷四・本町に至る路線」の起点を鶴見緑地に変更したものです。
ドーム前千代崎~西長堀間は、50パーミル(1mあたり50cm上昇)の急勾配区画が存在し、リニアモーターカーならではの急勾配登坂性能がいかんなく発揮されています。
この区間は長堀鶴見緑地線の建設工事において、第一期工事の京橋~鶴見緑地、第二期工事の心斎橋~京橋に続く、第三期の工事です。
大正~心斎橋駅側は、大阪ドーム前千代崎などの駅ごとに個性ある駅舎になったのに対し、門真南側は比較的おとなしめのデザインで纏め上げられています。
駅のコンセプトはそれぞれ、西大橋駅「街のいぶき」・西長堀駅「木のぬくもり」・ドーム前千代崎「にぎわい」・大正「川面の交歓」となっています。
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Photo,Writer : Series207 2015/08/28
Rewrite:2018/08/26