最近、TwitterやInstagramのハッシュタグ、#マルコ集め にて、皆さんが投稿されている多種多様なマルコマークを拝見しています。
その中でも気になった場所がありました。南森町駅5番出口にある「メトロマーク+ひげ文字」の出口です
世代を超えた共演
これには驚きました。Osaka Metroの「M」ロゴは2018年から、そして「南森町」と表記されているひげ文字は、1960年頃から採用されているサインです。
大阪地下鉄のサインの変遷としてはおおまかに
ひげ文字
↓
守口サイン
↓
本町サイン(プロトタイプ)
↓
旧標準サイン(MBゴシック+ヘルベチカ)
↓
新サイン(ヒラギノ+パリサイン)
という流れですが、この2つはいわば最も古いタイプと2018年現在もっとも新しいタイプの世代を超えた共演となっています。
ひげ文字は現在、ビル併設地などの私有地と併設された場所に多く見られます。これはおそらくサインの取替がビル側の負担であることから、地下鉄側が新たな様式のサインを作っても費用的な問題でその更新に消極的であることが考えられます。
出口全景。ビルの所有地なのでしょうか…?ビル分のスペースがあるようには見えますが、それにしては自然な出口…
【追記】この部分は昭和43年6月20日から大阪市の所有地であったようです。
始発・終電表記も谷町線のみが新タイプに移行、堺筋線は旧タイプのままとなっていました。
ユニークな#マルコ集め シリーズ、しばらくは続きます
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Photo,Writer : Osaka-Subway.com 2018/04/12